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星空

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夜、家への道を歩きながらふと空を見上げると、シリウスとオリオンがまたたいていた。こうやってゆっくり星空を眺めるなんて久しぶりだ。春日井に来て五ヶ月、もう織姫と彦星はすっかり姿を消し、星がきれいな季節がやってきたようだ。

思えば、僕は昔から星を眺めるのが好きだった。北海道に住んでいた幼い頃、父に連れて行ってもらったオンネトーや然別湖で見た一面の星空。クリスマスプレゼントで買ってもらった天体望遠鏡を初めて覗いた時の驚き。そして、エベレストのふもとで見上げた降ってきそうな夜空。これまで、どんな場所にいてもいつも夜になると星を探していた気がする。

小学校の時転校して離れ離れになった友達たちも、もう何年も会っていない悪ガキたちも、旅路で出会った幾多の人々も、今この瞬間同じ星空を眺めているのかも知れない。久しぶりにそんなセンチメンタルなことを考えると、なぜか悔しさがこみ上げてきた。

半径500m以内での仕事が多い毎日の中で、空を見上げて思いをめぐらすことすら忘れてしまっていたこと。今、この場所に留まって星を眺めることしかできない自分に腹立たしい。

昔の旅人は、北極星を基準にして自らの目的地を目指していった。とは言え、北極星は際立って明るい星というわけではない。むしろ満天の星空の下では以外と見つけるのが難しい。もちろん、周りが明るすぎても見えにくい。

選択肢が多くても迷う、少なくても困る。まるで人生みたいだ。今の僕は晴れときどきくもり。星空が見えたと思ったら、すぐ隠れてしまう。雲が晴れる日はきっと近いはずだ。せめてその日まで空を見上げる余裕は忘れずにいよう。

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Written by shunsuke

2006年12月19日 @ 12:39 AM

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