人に学びて、自然とともに生きる

Never stop exploring, Keep your curiosity fresh

思い出の消滅

leave a comment »

真駒内スキー場廃業」週末、新聞を開くと寂しい記事が目に飛び込んできた。
 
札幌に住んでいた頃、ほぼ毎週このスキー場に通っていた。幼稚園が終わると、とにかく出かけるのが好きな母に連れられて、そして週末になると山が大好きな父ととにかく僕をいじめるのが大好きだった兄に連れられて。僕がスキーを覚えた場所といってもいい。
 
頂上までリフトで上って、一気にふもとまで滑る。ダイナミックコースという幼稚園児にはなかなか難しいコースを滑り降りると、カップラーメンの自動販売機があった。初めてダイナミックコースを滑り終えた時、父がカレーヌードルを買ってくれたのをよく覚えている。氷点下の屋外で滑り終えたばかりのペコペコのお腹にアツアツのカレーヌードルを流し込むと、かじかんだ手足にじわーっと体温が戻っていくのが実感できた。四角いジャガイモと肉がまたうまかった。
 
そういえば、記事を見て最初に浮かんできたのがカレーヌードルの味だった。僕の場合、記憶は食べ物と密接にしまわれていることが多い気がする。
 
自分の記憶と直接つながっているものが地図から、そして社会から消えていくのは悲しいことだ。日本の人口が減っていく中で、人が集まらないところではこれからこんな話が次々と出てくるのだろう。今回西武が廃業を決めた施設も、そのほとんどがいわゆる「地方」にある施設だった。草津やこの前訪れた城崎のように、明確なビジョンとそれを伝えて実行に移すことのできるリーダーがいないと難しいのかもしれない。
 
中部地方に来てはや八ヶ月。いつまでいられるかわからないが、ここにいる間は何かこの地域に還元できる仕事をしていきたい。改めてそう思った。
 
———-以下、asahi.comより引用————

西武、12リゾート廃業 スキー場など譲渡先見つからず

2007年03月23日22時29分

 経営再建中の西武ホールディングス(HD)は23日、子会社のプリンスホテルなどが年度内に売却を目指してきたリゾート施設40カ所のうち津別スキー場(北海道津別町)など12カ所を廃業すると発表した。買い手がつかなかった。一方、新たに3カ所の売却がまとまり、発表済みの25カ所を含めると、40施設すべての処分が決まった。

 3カ所のうち津軽高原ゴルフ場(青森県平川市、簿価5億7600万円)は米シティグループの子会社、シティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン(本社・東京)に2億5000万円で売却する。阿蘇プリンスホテルと同ホテルゴルフ場(熊本県阿蘇市、簿価56億3900万円)は日本の企業に売却。ただ、売却先と金額は「相手の都合で言えない」(西武HD)としている。廃業をのぞく一連の売却で西武HDには11億円の損失が生じた。

 廃業が決まったほかの施設は次の通り。

 ▽深川スキー場(北海道深川市)▽札幌北広島プリンスファミリースキー場(同北広島市)▽真駒内スキー場(札幌市)▽森吉スキー場、森吉ヒュッテ(秋田県北秋田市)▽千畑スキー場(同美郷町)▽小千谷山本山スキー場(新潟県小千谷市)▽三国スキー場(同湯沢町)▽燕温泉スキー場(同妙高市)▽妙高温泉室内プール(同)▽日光菖蒲ケ浜スキー場(栃木県日光市)▽湯田中渋温泉ごりん高原スキー場(長野県山ノ内町)

広告

Written by shunsuke

2007年3月28日 @ 12:42 AM

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。