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Archive for 6月 2007

フンザへ行ってきます

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ようやく今年の夏休みが決定。7月下旬、いろいろくっついて9連休の休みになったので久々に旅に出よう、そう思い立った。

目的地はパキスタンのフンザ。さっそくマイレージで名古屋→バンコク→ラホール、そして北京→大阪のチケットを入手した。名古屋を出てその日のうちにラホール着、そこからカラコルムハイウェイを北上してフンザに数泊。その後フンジュラーブ峠を越えてカシュガルからウルムチ、北京経由で帰国する予定だ。

9連休って長いと思ったけど、実際計画を立ててみるとあっという間だ。一年半前の中東並みのハードスケジュールになったけど、まあ何とかなるはず。むしろもっと長い休みになってしまうと、そこから会社へは復帰ができなくなりそうな気がするからこれくらいがいい。

知らないところへ行くって大切なことだ。見たこともない景色が広がり、聞いたこともない言葉が耳に入ってくる。新鮮な刺激を受けることもそうだけど、何より自分を謙虚に保つために必要なのだと思う。

実は、そう思ったのにもが理由があった。昨夜の酒の席でのこと、「ああ、あの説明がヘタな君ね」取引先の人からそう言われた。もちろん唐突にそう言われたことには驚いたけれど、もっとショックだったのはそう言われてもそれほど悔しさを感じていない自分がいたことだった。名古屋に来てちょうど一年。会社っていうコミュニティの中で新鮮さと謙虚さを失ってきた僕にとって、日本を少し離れるのはいいタイミングなのかもしれない。

三週間後の今頃はフンザ、そう思うと口元がニヤニヤしてくる。明日からの仕事も気合いが入りそうだ。パキスタン、新彊に行ったことのある人、おすすめ情報お願いします。

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Written by shunsuke

2007年6月27日 at 12:46 AM

カテゴリー: 2007/07 Hunza

写真への情熱

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土曜の深夜、懐かしい映画がやっていた。

「地雷を踏んだらサヨウナラ」ベトナム戦争の最中27歳で亡くなった写真家一ノ瀬泰造の半生を描いた作品。彼は当時クメール・ルージュの支配下にあったカンボジアのアンコール・ワットへの一番乗りを目指し、結果クメール・ルージュに処刑された。

無事帰ってこれる可能性が低かったのにもかかわらず、彼はアンコールへと向かった。ベトナムに始まりアフガンでもイラクでも、危険を顧みず多くの写真家が戦地へと赴き命を落とした。古くはロバートキャパしかり、沢田教一しかり。戦場では生と死をめぐり人間の究極の姿があらわになり、人の本性がさらけだされる。その魅力に人はひかれるのだろう。

彼が命を賭して目指したアンコールに僕がピックアップとバイクタクシーでたどり着いたのは2000年のこと。かつて密林に覆われた神秘の遺跡は外国人観光客であふれ、内戦が終わったカンボジアにとって貴重な外貨収入源となっていた。当時の僕は写真を始めたばかり。激しいスコールの後、空全体が燃えるように空が赤く染まる夕暮れ。暗闇から赤みが射し、その中から遺跡が浮かび上がっていく朝焼け。すっかり観光地化したその姿でも、僕が写真にのめりこんでいくには十分な魅力だった。

その後僕は夢中で写真を撮り続けた。被写体と接して関係を築きあげ、その結果生まれる瞬間を残していく。技術的なことはともかく、被写体が心を許してくれたその瞬間、ファインダーをのぞきシャッターを押すその瞬間のゾクゾクがたまらなかった。

あれから7年。僕はほのかな野望を抱きながらもサラリーマンをし、毎日職場と家を往復する毎日だ。ここ数年はカメラを手にすることはほとんどなく、気がついたら一ノ瀬泰造がカンボジアで消息を絶った年を過ぎている。

今日、久しぶりに彼を描いた映画を見て、確かに僕は興奮した。ベトナムで開高健の「夏の闇」を読んだ時のような、湧き上がるものを押さえきれない興奮を僕は感じた。今の生活がこの先どうなるかはわからない。ただ、これからもゾクゾクする瞬間を感じることができるよう、写真への情熱は失わずにいたい。

Written by shunsuke

2007年6月24日 at 3:16 AM

カテゴリー: エンターテイメント

雲南コーヒー

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6月第三日曜、父の日。何かを送ろうとは決めていたのだが、ひねくれものの父に何を送るか非常に迷う。半日悩んだ結果コーヒー豆に決め、友人お薦めのコーヒー屋に行くことに。初めて行ったお店でなんと、雲南の豆を発見!生豆を焙煎してもらっている間、雲南豆の独特な匂いをかぎながら僕は初めて雲南でコーヒーを飲んだ時のことを思い出してた。

今から7年前、2000年の秋から一年弱僕は中国雲南省の省都昆明で暮らした。ご存知中国はお茶文化の国、あたたかい飲み物といえばお茶。上海では2000年当時でもすでにスターバックスが進出していたが、昆明でコーヒーと言えば砂糖入りのインスタントネスカフェであり、コーヒーを淹れるという習慣は一般的ではなかった。

朝起きたら、まずいれたてのブラックコーヒーを。―中学生くらいのころから、朝の記憶はコーヒーの香りと結びついていた僕にとって、朝のひとときそして疲れたときに気分転換としてあの香ばしく甘いコーヒーの香りがないのは物足りない日々だった。

そんなある日、街の中心にあるウォルマートへ行き買い物をしていると、ふと一階の食品売り場から香ばしい香りが漂ってきた。間違いなくコーヒーの香り!そう思い売り場へ行くと、そこで雲南で取れた豆を挽いて試飲をしている。豆を挽いた時のあの匂い、とぽとぽとドリップしている時の包み込むような香り、そして口に入れた瞬間に口一杯に広がる苦味と奥深い甘さ。久しぶりなことを差し置いても神経がしびれるような刺激だった。

そんなことを思い出しながら、一緒にグアテマラとメキシコの豆も父に送る。どちらも僕にとって思い出の場所だ。練乳たっぷりのベトナムコーヒー、夜中の研究室ですすったインドネシアコーヒーも懐かしい。こうして陽に焼けたおっちゃんたちが精魂込めて育てたコーヒー豆を日本で飲むことができるのは、何より赤い豆に精魂込めたおっちゃんたちのことを思い浮かべることができるのは、その機会をくれた両親のおかげだ。

ブラジル、エチオピア、イエメン。まだまだ行ったことのないコーヒーの産地はたくさんある。いつか、世界中のコーヒー豆をめぐる旅もしてみたい。

Written by shunsuke

2007年6月18日 at 1:12 AM

カテゴリー:

こんな日もある

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朝、起きると猛烈に気分が悪い。吐き気ともめまいとも腹痛とのとれない気持ち悪さ。思わずトイレに行こうと立ちあがろうとするが、まともにまっすぐ歩くことすらできない。

トイレで胃液だけもどした後、ベッドにぐったり倒れこんでふと考える。寝る前までは体におかしいところはなかった。そういえば、昨夜は友人と5人でピザとパスタを食べに行った。あっ、もしかしてあのシーフードパスタに入っていた貝か・・・相変わらず体が弱い。

そんなことを考えて横になっているうちにもう時計は8時を回っている。そうだ、会社に行かなきゃ。今朝は9時半にお客さんとアポがあるんだ・・・

何とか気を振り絞って外へ出るが、今度は自転車が見当たらない。そうだ、金曜の夜土砂降りの雨で自転車を置いて帰ってきたんだ・・・空を見上げるとすでに太陽がじりじりと照りつけている。はあ、この日差しの中を歩くしかないのか、悪いことって重なるものだ。

最悪の気分も昼を過ぎたくらいからだいぶ回復して、一日何とか乗り切って先ほど帰宅。これだけ悪いことが重なった後には、きっといいことが待っているはず。明日はいい日になりますよーに。

Written by shunsuke

2007年6月12日 at 12:20 AM

初夏の風

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最近家と会社の往復の毎日の中で、会社から家への帰り道が楽しみだ。

普通に帰ると自転車で5分くらいの距離を、遠回りをしながら帰る。歩行者も車も少ない夜中の道でペダルをこぐ。日中はすっかり暑くなってきたが、帰る頃には夜のひんやりとした空気が気持ちいい。

歩行者も車も少ない夜中の道でペダルをこいでいると、ふいに頭が冴えていく瞬間がある。そんな時一週間や一ヶ月くらいの仕事やプライベートのことを振り返るのだが、いかに計画倒れで終わってしまったことが多いことに気がつく。

明日の仕事なんてほっぽりだしてこのままどこかに出かけたいなあ。しばしそんな幻想にひたって家に戻った瞬間、僕は現実に戻される。

単調なことが多い日々の中で、そんな気分転換の時間を持てるようになっただけでも収穫かもしれない。

Written by shunsuke

2007年6月11日 at 2:35 AM