人に学びて、自然とともに生きる

Never stop exploring, Keep your curiosity fresh

西穂高

with 3 comments

九月の週末に一泊二日で友人と西穂高岳へ出かけた。

当日は青空にうす雲が広がる絶好の登山日和、名古屋から一路北アルプスを目指す。二時間半ほどで高山に到着し、飛騨牛ステーキで腹ごしらえをする。昼から3000円コースを頼むが、これが絶品!肉の味がしっかりしているのに硬くなく、上品な脂のうまみがつまっているのにくどくない。

平日は食事を楽しむというよりも、ガソリン補給のような食事をしている。寝不足が続いた時には、味がよくわからなくなるくらいだ。その分、週末においしいものにめぐり合った時の喜びは格別だ。ゆっくり食事を楽しむ喜び。これ、まさにプライスレス。

飛騨牛に満たされた後は、さらに山の中を進み新穂高からロープウェーに乗り継ぎ、1時間半ほど歩いて17時頃西穂高山荘到着。これがびっくり、山小屋なのに布団にシーツが備えてある。さらに食事もてっきりカレーライスと思いきや、定食のような盛り付けにごはんお代わり自由。こんな快適な山小屋ならリピーターも増えるだろう。

翌日は4:45起床。あいにく雲が多く朝日は見えなかったが、山で飲むコーヒーはいつもうまい。どんなインスタントでも山の空気で絶品になる。ゆっくり朝食をとり6:00山荘出発。9月末の三連休、富士山並の人の群れの中北アルプスの稜線を進む。トレッキングのような道を1時間半ほど進み、西穂独標到着。小さな峰ということで山としてでなくこう呼んでいるらしいが、「どくひょう」ではなく「どっぴょう」と読むことがこの時判明。

独標から先は急に険しくなりごつごつした岩のアップダウンが続く。この日に向けて少し走っていた効果もあり、思ったより足が動く。それでも、だんだん思わぬところでつまずく。頭が考えているように身体が動いてくれないことがもどかしい。あー運動不足なのか、それとも歳なのか。まあ両方だろう。やっぱりなんか悔しい。

慣れない道をさらに1時間半進み9時過ぎ西穂山頂到着。朝方からのガスはとれず周りはほとんど見渡せなかったが、それでも山頂は気持ちいい。20分ほど山頂でぼーっとし、帰途につくと雷鳥がひょっこり現れた。

まだ夏の保護色なので、一見どこにいるかわからない。とても野鳥と思えないほどこちらが近づいても逃げていかず、むしろ向こうから気にせず近づいてくる。自然状態で人に近づいてくる習性を持っているとは考えづらいので、北アルプスの登山者に慣れてしまっているのだろう。貴重な姿を眼前で見られたのはうれしいが、その反面雷鳥の住む世界に登山道が渋滞するような大人数がずかずかと足を踏み入れていることに複雑な気持ちになる。まあ、僕もそのずかずかな一員なことが複雑なんだな。そんなことを考えながら14時過ぎ無事下山。新穂高温泉で汚れを落とし、ゆっくり帰宅する。

ちょこっと足を延ばせば、こんな自然が待っている。いつでもフットワーク軽く登りに来られるよう、この秋は運動不足解消が目標で。目標今年中にマイナス5キロ。

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Written by shunsuke

2007年10月12日 @ 1:09 AM

カテゴリー: 旅行

コメント / トラックバック3件

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  1. いい週末でしたね。
    メキシコに来て、歩くことからすっかり遠ざかってしまいました。今では、きっと高尾山もおぼつきません。
    しゅんさんの文で、山の清冽な空気を思い出し、懐かしくなりました。
     
    下の写真がなぜか見られません。また出直します。

    裕子

    2007年10月12日 at 6:21 AM

  2. 初めまして。自分は単身でシカゴにいる日本からの留学生です。10歳のときに中国のハルピンから来日し、翌年帰化。が、つい最近まで National Identity という問題について悩み続けてきました。そのなかで、私は人間の本質とは何かと考えることで、国という枠を超えて、人間としての真の姿を探そうとしました。そして、高2のときに交換留学生として渡米し、everybody is same ということを心の底から実感できました。それから日本に帰国し、日本での学業を辞め、ここシカゴに留学してきました。専攻は経済学と考えていますが、その他にも哲学、神学、心理学、言語学 や政治学に興味を持っています。将来の夢は日本の代表として国連職員となり、アフリカなどの貧困国で援助活動に取り組むことです。シュンスケサさんのブログを拝見していると、共感するところが多々あります。
    人、本、自然。 本当に一生を通して学び続けるべきことですね。良かったら(ブログ友達?)になって下さい。

    New

    2007年10月16日 at 7:47 PM

  3. > ヒロコさん歩くこと、僕も日ごろは仕事場と家との往復だけの毎日なので、かなり遠ざかっています。やっぱり久しぶりに歩くと気持ちいいですよね。ちなみに高尾山は「そのために旅する価値あり」とミシュランガイドで三ツ星に選ばれた場所らしいです。http://www.kanshin.jp/rojiura/index.php3?mode=keyword&id=725004僕はまだ登ったことがないですが、いつかゆっくり行ってみたいですね。>Shinさんコメントありがとうございます。10歳の時に来日して帰化されたとのこと。僕は20歳まで日本以外の国を知らずに育ったので、National Identityに関して悩むという経験はありませんでした。将来の夢、素晴らしいですね。僕も個人ベースで国や民族という枠組はもはや意味がないと思っていますので、shinさんの言葉には共感を覚えます。一生学び続けることのできる謙虚さは持ち続けていきたいですね。最近は書くペースが遅いですが、マイペースで更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

    Shunsuke

    2007年10月18日 at 9:27 PM


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