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Archive for 2月 2008

読書録と大統領選挙

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最近出張が多いせいか、どうも仕事もプライベートも気が重い。こんな時は読書に限る。忘れないためにも印象に残った本を。

■奥野修司「ナツコ 沖縄密貿易の女王」
終戦後6年間ほど密貿易時代の沖縄、八重山を駆け抜けたナツコの物語。絶望と希望が交錯した時代に輝いたナツコを12年間かけて今に甦らせた作者の熱意に感動。いかに人から話を聞き出すか。作家、社会学者、ジャーナリストは紙一重だ。自分もこういった物語をつむぎだせるような人間になりたい。

■連城三紀彦「黄昏のベルリン」
1988年「このミステリーがすごい!」第一位。日本で暮らす画家の出生が物語をたどっていくにつれ、ナチスドイツにつながっていく。当時はベルリンの壁がまだ存在し、第二次大戦の記憶を多くの人が持っていた。この20年の時代の流れと20年後も色あせないドキドキ感にやられた。

■横山秀夫「出口のない海」
今さらながら読んだ。肩を壊した野球選手が戦争の波にのまれていく。かつての剛球が戻らない中、魔球に野球への思いを託す姿と、戦争の時代の中で自らの意思と反対に国家に命を捧げていく姿。横山秀夫は好きな作家の一人だけど、彼の作品はなぜいつもこう琴線に触れるのだろうか。ぜひ映画も見てみたい。

そしていよいよスーパーチューズデー。
おそらくオバマが勝つだろう。いや、今後の世界のためにも勝ってほしい。
彼の言葉には歴史をつくりだすそんな存在感と説得力がある。
理屈とかではなく身体を震わせる力と信念。
人を動かすのは理屈ではなく感情なのだ。

新しい時代の幕開けをしっかりと見届けていきたい。

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Written by shunsuke

2008年2月5日 at 11:50 PM

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