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さくらんぼ-母ときた道-

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先週末、銀座テアトルシネマで「さくらんぼ-母ときた道-」を見てきた。
 
中国雲南省にある棚田の名所、元陽を舞台にして知的障害の母と、拾われてきた娘の親子愛を描いた物語。チャン・ツィイーのデビュー作、「初恋のきた道」と同じ脚本家の作品ということで、「初恋-」同様に農村の風景の美しい場面をバックにして母親の子どもへの無償の愛が描かれていく。 
 
物語はシンプル、知的障害の妻と足が不自由な夫、ある日妻が女の子の捨て子を拾ってくる。夫は野良作業の労働力となる男の子が欲しいが、一人っ子政策のためこの子を自分の子とすると、男の子が持てなくなり・・・という展開。一人っ子政策の開始以降、男の子を望む家庭では女の子と判断したあと中絶、もしくは生まれても遺棄することが多かった。
 
撮影場所の元陽はハニ族の土地だったはずなのに、登場人物たちの設定は(おそらく)漢族で少数民族色はでていなかった。うーん、それならなんで元陽で撮影したんだろう・・・察するに「棚田」という観光資源を見せることと、少数民族には一人っ子政策が適用されない矛盾を解消するための苦肉の策だったのだろうか。
 
あとで調べてみたら、夫役が雲南省の文化担当の現職公務員、娘役が地元元陽の小学生が演じているらしい。どうりで雲南方言も自然に再現されているわけだ。きっと中国で公開されても字幕がつくだろう。ストーリーが泣かせることを前提につくられているようで「初恋のきた道」ほど作品に入り込めなかったけど、雲南省に縁のある僕にとっては、こうして雲南に縁のある作品が多くの人の目に触れることはうれしい。
 
時間があったらぜひ見てみてください。
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Written by shunsuke

2008年11月9日 @ 9:11 PM

カテゴリー: エンターテイメント

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