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DAY10: 6,000mの山に登ってみようじゃないか

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朝7時、ウユニからのバスはラパスのターミナルに到着。町の喧騒の中に帰ってくると、あの静けさの世界にいたことがまるで夢の中の出来事だったかのように感じてくる。
 
さて、ラパスからの帰り便の出発は明日の夜。ウユニを一泊二日にしたのでラパスで一日半ほど時間ができた。さて、何をしようか。
 
宿の前の道に何軒かあるエージェントをのぞいてみると、サイクリング、トレッキングの文字が目につく。やっぱりアウトドアが気になってしまう。とは言っても一日半しかないし、と思いつつダメモトで聞いてみると「今から出ればトレッキング間に合うよ、一泊二日で6,000mの山登るのに装備レンタルすべて含んで100ドルぽっきり」とのこと。
 
えー!6,000mの山に登るのに、移動も装備も食事も宿泊もガイドも全部込で100ドル、これは安い。話を聞くと4,700mくらいまで車で行って登るらしい。「素人でも簡単に登れるよ」その一言につられてトレッキング行きを決めてしまった。その残り1,300mがどれだけ辛いかをイメージできずに。
 
そうと決まれば話は早い。持ってる装備を確認し、レンタル装備のサイズを測りにいく。ここで登場したのがクランポン。おおー確かに6,000mだったら雪あるもんな、人生二回目のクランポンだよ。
 
11時、装備がそろいガイドと一緒に出発。ガイドは(ボリビア人なのになぜか)フランシス、22歳。僕とフランシスを乗せた車はラパス市内を離れ、ぐんぐんと高度を上げていく。
 
 
見晴らしポイントを過ぎると次第に荒涼とした土地になってきて、丘を越えた瞬間きれいなピークの雪山が目の前に広がった。そう、これが今から登る山Huayna Potosi(ワイナ・ポトシ)海抜6,088m。いざ目の前にするとちょっとビビる。ってか、トレッキングじゃなくて雪山登山じゃないですか。
 
 
この世のものとは思えないきれいな景色を眺めながら、車はさらに高度をあげて登山口へと向かう。
 
 
ラパスを出て一時間半ほどで登山口に到着。ここですでに高度4,700mほど。むむ、われわれは今④の場所にいて、今日は③のRock Campまで登り、明日①の頂上に向かうのか。昼ごはんをすませ、いよいよ登山開始。
 
 
今日のベースキャンプからロックキャンプまでの道のりは普通のトレッキング。まるでフンザみたいな谷を横に眺めながらフランシスのあとを追う。
 
 
僕は自分の装備、水を持っているだけなんだけど、フランシスはそれ以外に僕の分のピッケルとクランポン、そして晩ごはんも持っている。それでも彼の歩くスピードについていくだけで息が切れる。これが5,000mか。
 
 
途中、左手に氷河を望む。フランシス曰く、10年前は湖になっているところまで氷河だったんだけど、ここ数年溶けてきてどんどん短くなっているとか。フンザのウルタル氷河の時も同じこと言ってたなあ。
 
 
最初はなだらかだった上りも、次第に岩が多くなってきた。このくらいの上りになると、少し登っただけで息があがる。で、違うのはもう少し標高が低ければある程度リズミカルに呼吸をしていけばなんとかなるんだけど、ここではなんともならない。すぐ酸欠状態に。
 
 
ちょっぴり休憩。ヒイヒイ言っている僕を尻目にフランシスは余裕の表情。お願いだから肺を取り換えてくれ…
 
 
結局、普通の岩場の道を1時間40分もかけてロックキャンプに到着。標高5,130m。400mほど登るのに1時間40分か。この先が思いやられる。
 
 
ロックキャンプの中のラウンジで温かいコカ茶を飲み、ほっと一息つく。結局今日は最後まで自分の登るペースがつかめないままだった。ラウンジは二階建てになっていて、一階はラウンジで二階が寝るスペース。
 
 
ロックキャンプから上を見上げると、二泊三日で来ているパーティがクランポンとピッケルを使って斜面登攀の練習をしていた。↓の写真のノミみたいな小さな黒いのが人です。明日は富士山みたく明け方1時位に起きて、雪山装備でここを登ることになる。うーん、大丈夫かなあ。自分のペースがつかめればいいけど。
 
 
この日ロックキャンプに来ていたのは登山客15人、ガイド8人くらい。隣の調理テントをのぞくと、みなの分の料理をつくっていた。みな山男だ。
 
 
この日は翌朝の登攀に備えて19時過ぎに床につく。標高も5,000mを超えると横になって眼をつぶってもなかなか寝付けず、次第にズキズキ頭も痛くなってきた。明日の登り900m、果たしてどうなることやら。
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Written by shunsuke

2009年5月18日 @ 11:27 PM

カテゴリー: 2009/04 Peru, Bolivia

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