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Archive for 12月 2009

24度の南寧からマイナス14度の北京へ

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ジングルベール、ジングルベール、鈴がなる~♪皆さまクリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか?中国でも最近は日本と同じくらい盛大にクリスマスを祝うようになっているのだけど、そんな賑わいの中南寧で一人じゃ寂しいので強引に会社創立8周年の社員旅行に行ってきた。
 
行き先は極寒の北京。なんでこんな寒い時期に北京に行くのかって?そりゃ安いからですよ。3泊4日往復航空券、宿、ガイドをはじめとした北京での観光手配全部込みで2200元(3万円弱)そんな激安ツアーで5年ぶりに北京に行ってきた。
 
インターンをしていた2003年には2本しかなかった地下鉄が8本に増えていて、通勤時の風景は東京と変わらなかった。空港までも地下鉄がつながっていて、25分くらいで市内にアクセスできるようになったのは本当に便利だ。
 
ほとんどの社員が初めての北京天安門、故旧、後海、万里の長城など行ったんだけど、ガイド付きローカルツアー結構楽しかった。特に長城。山西や陝西省の崩れかけた長城は何度も調査で行っていたのだけど、初めて行った観光地らしい長城、八達嶺はかなりはしゃいでしまった。
 
 
はしゃぐスタッフ。
 
 
この日の最低気温はマイナス14度。最高気温24度の南寧から来た僕らはただひたすら寒かった。いや、寒いというか痛い。
 
そんな夜はやっぱり羊のしゃぶしゃぶ<シュワンヤンロウ>ということで東来順へ。なにげにここも初めて。席につくと、どどーんとしゃぶしゃぶの鍋が出てきた。これ、上のフタが火の調節弁になっていて、火力を強めたい時は全開にして、閉めると弱くなる。
 
 
次に出てきたのはメインの羊の肉。
 
 
これをナツメとかクコの実が入ったしゃぶしゃぶ鍋に入れる。鍋に入っているのは重慶の火鍋と近いなあ。
 
 
ささっとしゃぶったらゴマだれにつけてほおばる。羊の肉は思っていたより、というよりも全然臭みがなくておいしかった。これに北京の白酒二鍋頭<アールゴウトウ>をくいっと飲みながら過ごすのが北京の正しい冬のすごし方らしい。今回そんなに歩いたりしていないのに、氷点下の外気の中にいるだけですごくお腹がすいた。寒さに耐えているだけでエネルギーを使ってしまっているのかも。たしかに食べて飲んでないとやってられないぜ。
 
帰りの飛行機の中での全員の意見。「やっぱり暖かい南寧がいい」うーん、やっぱりそうだよな。ということで正月は常夏の島、マレーシアのコタキナバルで年越しです。
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Written by shunsuke

2009年12月30日 at 10:54 PM

カテゴリー: 南寧での生活

給与交渉

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僕のいる会社は僕を含めて従業員8人の小さな会社。なのでいろいろアナログなことが多いのだけど、その中でも一番やっかいなのが年末のボーナス&翌年の給与交渉。
 
昇給基準やボーナス支払い基準がはっきりと決まっていないため一人ひとり面談をしながら決めていくのだけど、8人と面談をするのにかかった時間丸二日。精魂尽き果てましたよ。なんで身内にここまでエネルギーを使わなきゃいけないんだ?こんなの毎年やってられるか。来年までに簡潔かつ納得がいくような査定システムをつくらなきゃ。
 
面談する前に南寧の外資系企業そして同業者のサラリーを聞いたりしたのだけど、それにしても南寧の給与の伸びがすごい。どこに聞いてもホワイトカラーの給与が3-4年で二倍くらいになっている。うちの会社も8人中3人がボーナス税金込で住宅手当なしで月平均1万元オーバーってどうかと思う。広州より高いくらいなんじゃないか?日本人現地採用なんか目じゃないぞ。そりゃみんな車を買うわけだ。

Written by shunsuke

2009年12月22日 at 2:05 AM

スタバに雲南コーヒーが登場するらしい

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スターバックスが雲南に自社のコーヒー農園をつくることにしたらしい。スタバ初の自社農園になるとか。
 
 

雲南では、幻の品種とも言われるティピカ種のコーヒーがわずかに残っていて、邱永漢さんが、2003年から会社を設立してコーヒーの生産・加工・販売をやっていたりする。今年の10月に昆明で飲んだけれど、香りがしっかりしているのに後味はすっきりしていてブラックで何杯も飲みたくなるような味だった。

スタバもティピカ種を育てるのかな。これがきっかけで雲南コーヒーブームが起きそうな気がする。

——-以下転送———
 
2009年12月9日、中国新聞社によると、世界規模でコーヒーチェーン店を展開するスターバックスが、同社初の自社農園とコーヒー研究基地を中国・雲南省保山市に建設する。

スターバックス・グレイター・チャイナ(Starbucks Greater China)の王金龍(ワン・ジンロン)社長は、08年10月に雲南省の孔垂柱(コン・チュイジュウ)副省長と会談し、同省との戦略的協力関係を築きたいと表明。今年10月には、同省でのコーヒー農園建設の意向を同省政府高官に告げた。その後、同社米国本社調達部のDub Hay氏が同省保山市を訪れ、「コーヒー農園とコーヒー研究基地を建設したい」と公式に発表。

保山市がある雲南省西部・南部地区は土壌が肥沃で、日照量・雨量ともに豊富なだけでなく、海抜1000〜2000mの高地に位置しているため起伏に富み、昼夜の温度差が大きいなど独特の自然条件を有している。このため同地で生産されるコーヒーは、こくがあるのに苦すぎず、果実のアロマを帯び、まろやかな香りを持つ「雲南珈琲」として有名。保山市では1950年代からコーヒー豆の生産を開始し、現在の作付面積は5300ha以上、年間生産量は8000t以上で、コーヒー豆の品質に関しては高い評価を受けている。

スターバックスは現在、コーヒー豆の大部分をラテンアメリカ各国から購入しており、アジアからの購入はほんの一部に過ぎない。また、同社はこれまで自社農園を所有しておらず、今回が初の自社コーヒー農園の建設となる。また、同社以外にもネスレやマックスウェルなど世界的なコーヒーメーカーが雲南コーヒーに注目しており、同省に生産基地を建設し始めているという。(翻訳・編集/HA)

Written by shunsuke

2009年12月18日 at 1:14 AM

カテゴリー:

六甲のおいしい水はいかがですか?

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最近食べ物のことばかり書いている気がするけれど、今日は自炊事情について。ここ南寧での食生活は普段は中華ばかりの毎日だけど、たまにやっぱりあっさりしたものを食べたくなる時がある。そんな時に行くのが僕の住んでいるマンションの隣にあるデパート、夢之島。
 
 
この地下にあるスーパー、日本人が10人ちょっとしかいない南寧なのに日本食材をたくさん置いているのだ。店に入り、輸入食材コーナーに向かうとまずキッコーマンが出迎えてくれた。
 
 
料理と言ったら「さ、し、す、せ、そ」。砂糖と塩は日本も中国も変わらないけれど、しょうゆの味は違うし味噌はほとんどない。そんな時に来るのはやっぱり夢の島。タケヤのみそが置いてある。65元ということは800円ほど。超高級品だ…
 
 
こちらではどんな料理を食べても油から逃げられないことが多い。スープの表面には油がたっぷり浮いているし、もちろん麺をチョイスしてもあっさりな味は望めない。そんな油まみれの生活に疲れた時はやっぱりうどん。乾燥讃岐うどん5人前でおよそ1,000円。ほら、香川県からはるばるやってきてますから。横にはしっかりそばつゆも置いてあった。
 
 
僕個人的に一番うれしかったのはこれ!カレールーとシチューの素。これがあるととりあえず野菜を煮込めばそれなりのシチュー、カレーができる。一人暮らしには欠かせないぜ。
 
 
この夢之島。社長の話によると、他のスーパーでは手に入らない食材を置くことで差別化を狙っているらしい。確かに日本でもそういうところはあるよね。最初は日本人いないのにこんな高い食材誰が買うの?って思っていたけれど、話を聞く限り結構売れているみたい。それだけ一般の中国人の間に日本食が浸透しているってことか。
 
その夢之島の戦略は認めるとして、これは少し首をひねる。誰が南寧で日本から輸入された「六甲のおいしい水」を買うのだろうか?それとも、とうとう日本の水を中国が買う時代になってきたか。
 
 
実はこの夢之島、食材だけじゃなくていろいろな輸入品がそろっている。なんと僕が日本で愛用していた「きき湯」まで売っていた。そして隣にはおなじみバスクリン。ほとんどの家にバスタブがなくて、あっても浅いユニットバスなのに誰が買うんだろう?「きき湯」が手に入るならばなんか長く住んでもいい気がする。
 

Written by shunsuke

2009年12月16日 at 12:07 AM

カテゴリー: 南寧での生活

生ぬるい12月

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2009年もあっという間に残り半月あまり。日本ではすっかり寒くなっているみたいだけど、南寧はここ数日春のような陽気が続いています。
 
今日の最低気温18度、最高気温24度。半そで一枚で運動して、シャツを一枚羽織って道を歩くのにちょうどいい日だった。11月の末には寒気が来て最低気温が6度まで下がった日があったけど、12月に入ってからは最低気温が10度を下回った日はほとんどない。そして太陽が出るとすぐに汗ばむような陽気になる。
 
 
寒いのがあまり得意じゃない僕にとって、12月でも半袖で外に出られるのはうれしいかぎり。やっぱり南寧は南国だ。南寧にいらっしゃるなら日本が寒い冬がおすすめですよー。

Written by shunsuke

2009年12月13日 at 10:12 PM

カテゴリー: 南寧での生活

南寧のランチ事情②:オフィスの食堂でぶっかけごはん

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南寧ランチシリーズ
 
南寧のランチ事情第二弾。前回は米粉だったけど、今回は食堂ぶっかけごはんの紹介。僕の会社のオフィスが入居しているビルの一階に食堂があって、そこでごはんとおかずを数点選んで食べられるようになっている。待たなくていいので、しっかりかつ早く食べたい時はここに来ることが多い。
 
中国に来たことのある人なら一度は見たことがあるこのシステム。食堂の中に入るとこんな感じでおかずが作りおきされていて、ほしいおかずを選ぶようになっている。基本的に指差せばオッケーなので中国語が話せなくても問題ない。そういえば初めて中国に来た時どうやって頼んでいいかわからなくて、このスタイルに助けられたっけ。学校とかだとみんなマイ鍋を持っていって、米をよそった上におかずを乗っけて食べていた。だからぶっかけなくなった今でも僕の中ではぶっかけごはんと呼んでいる。
 
 
まあ、安いので料理はどこにでもある普通の家庭料理なんだけど、これがバカにできない。うまいんだ。こちらは最近のお気に入り、鶏肉ときゅうり、にんじんの炒め物。こんなシンプルなのに甘さと辛さの間を攻める味付けが憎らしいほどおいしい。
 

 
この日は肉料理二品に野菜料理一品をチョイス。プレートにごはんをよそってこうして出してくれる。米粉では野菜があまり食べられないので、ここに来ると野菜がたっぷり食べられるのがポイント。ちょっと脂っこいけど、元々中華好きな身としてはごはんが進む。
 
 
入り口にはこんなボードが掲げられてある。「自選快餐」、訳すとセルフサービスファーストフード。今日のは肉料理が二点で野菜料理が一点の「二肉一素」だから全部で6元(80円)。
 
 
2000年の昆明では「二肉一素」で3~4元程度だったから、これでも食べ物の物価は1.5倍-2倍くらいになっている。安くて栄養もたっぷり。農薬たっぷりかもしれないけどまあ気にしない。いや、ほんとは気になるよ。でも、そんなことを気にしていたら食べるものがなくなってしまうから敢えて気にしない。
 
快餐<クアイツアン>というのはファーストフードのことなんだけど、ちょっと前まではファーストフードの種類もなかったので、自動的にこのタイプのごはんを指していた。マックとかケンタッキーとかができて以来、快餐イコールぶっかけごはんでなくなってきているけれど、僕の中での快餐は永遠にこのぶっかけごはんのままだ。これぞ中国だぜ。

Written by shunsuke

2009年12月10日 at 7:27 PM

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山を焼く

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もう12月に入り、今年もあとわずか。ここ広西では乾季に入り、年末に向けて仕事が一番忙しい時期を迎えています。今日は日本ではほとんど見られなくなった山焼きをしてきたので、その報告を。
 
植えた木を伐採した土地に、萌芽更新に向けて火を入れる。雑草が多い茂った土地に火を入れて燃やすことで除草し、灰を肥料とすることで地力も回復する。日本では中国山地や九州でこうして火を入れる焼畑でヒエやアワをつくってきたけれど、原理としては同じだ。違うのは林業では収穫までの期間が長いのと、育てるのが食べ物か木かの違いだけ。
 
伐採を終えた山は草木が乾燥していて、火をつけたとたんパチパチパチッと大きな音をたてて草に燃え移っていく。目の前に赤い炎が勢いよく広がり、一気に周りの空気が熱くなる。火って怖い。灰を土壌に帰すために燃やしているのだけど、そうでなかったらとても冷静ではいられない。
 
 
山焼きで一番怖いのは人工的に入れた火がその他の場所に燃え移ってしまうこと。とりわけ今は乾季で乾燥しているので最新の注意を払う。山に張り巡らされた林道が防火帯になっていて、火が広がり過ぎないようコントロールしている。今日は30人体制で、それぞれの場所を見張って燃え広がらないよう見張る。
 
 
隣の山の上から見ると、あたり一面が煙で真っ白になっていた。かなりの迫力。
 
 
こうして火が入れられた土地は植物のほとんどが燃えて灰となるけれど、植物の根は生きている。そして、一週間くらい経つと真っ黒になった土地からポツポツと緑の芽が出てくる。
 
 
そして僕らが植えているユーカリも火入れの後も根と切り株は生きていて、切り株から新しい芽が萌芽してくる。この赤い芽が6年後には20mくらいに育って、またそれを伐採する。これもすごい生命力だ。
 

僕の仕事はこれらの仕事を管理することなので、自分で作業をやっているわけではない。けれど、こうして自分が手にかけた木が育っていくのを見るのはこの仕事の楽しみのひとつだ。さすがにこの木を伐採するころにはさすがに日本かな?

Written by shunsuke

2009年12月9日 at 2:48 AM