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南寧のランチ事情②:オフィスの食堂でぶっかけごはん

with 11 comments

南寧ランチシリーズ
 
南寧のランチ事情第二弾。前回は米粉だったけど、今回は食堂ぶっかけごはんの紹介。僕の会社のオフィスが入居しているビルの一階に食堂があって、そこでごはんとおかずを数点選んで食べられるようになっている。待たなくていいので、しっかりかつ早く食べたい時はここに来ることが多い。
 
中国に来たことのある人なら一度は見たことがあるこのシステム。食堂の中に入るとこんな感じでおかずが作りおきされていて、ほしいおかずを選ぶようになっている。基本的に指差せばオッケーなので中国語が話せなくても問題ない。そういえば初めて中国に来た時どうやって頼んでいいかわからなくて、このスタイルに助けられたっけ。学校とかだとみんなマイ鍋を持っていって、米をよそった上におかずを乗っけて食べていた。だからぶっかけなくなった今でも僕の中ではぶっかけごはんと呼んでいる。
 
 
まあ、安いので料理はどこにでもある普通の家庭料理なんだけど、これがバカにできない。うまいんだ。こちらは最近のお気に入り、鶏肉ときゅうり、にんじんの炒め物。こんなシンプルなのに甘さと辛さの間を攻める味付けが憎らしいほどおいしい。
 

 
この日は肉料理二品に野菜料理一品をチョイス。プレートにごはんをよそってこうして出してくれる。米粉では野菜があまり食べられないので、ここに来ると野菜がたっぷり食べられるのがポイント。ちょっと脂っこいけど、元々中華好きな身としてはごはんが進む。
 
 
入り口にはこんなボードが掲げられてある。「自選快餐」、訳すとセルフサービスファーストフード。今日のは肉料理が二点で野菜料理が一点の「二肉一素」だから全部で6元(80円)。
 
 
2000年の昆明では「二肉一素」で3~4元程度だったから、これでも食べ物の物価は1.5倍-2倍くらいになっている。安くて栄養もたっぷり。農薬たっぷりかもしれないけどまあ気にしない。いや、ほんとは気になるよ。でも、そんなことを気にしていたら食べるものがなくなってしまうから敢えて気にしない。
 
快餐<クアイツアン>というのはファーストフードのことなんだけど、ちょっと前まではファーストフードの種類もなかったので、自動的にこのタイプのごはんを指していた。マックとかケンタッキーとかができて以来、快餐イコールぶっかけごはんでなくなってきているけれど、僕の中での快餐は永遠にこのぶっかけごはんのままだ。これぞ中国だぜ。

Written by shunsuke

2009年12月10日 @ 7:27 午後

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11件のフィードバック

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  1. 飯の話題にばかりくい付いているわけではないですよ!!!でもおいしそー!!!ほんとこれっていいですよね!!移動前にはお弁当にしてもらったり!くんみんの駅前、沢山あったなぁ。目の前に座っていたかわいい出稼ぎの女の子たちに話しかけられて、一生懸命筆談したこととか、ああ、中国の飯屋ってなんでこんなに思い出がいっぱいなんだろう。まぁそんなこんなで8キロ太ったんですが。

    KAWASAKI

    2009年12月10日 at 9:26 午後

  2. こちらでは中国料理屋さんがでビュッフェと言う形で、同じようにして安くお昼ごはんを出しています。モールのフードコーナーとかもです。おかず何品でいくら。同じ形式ですね。でも、メキシコの中華って、どうしておいしくないんでしょう。

    裕子

    2009年12月12日 at 3:32 午前

  3. お久しぶり。食の話題多いね~。嫌いじゃないですが(笑)私は先週サンフランシスコに行ってきたよ。美味しいものばかりすんごい食べた。でも、アメリカの食事は野菜が少ないから、アジアにはかなわないかもね。中国にも行ってみたいけど、コトバがまるで分からないからね。ま、英語もできないんだけど(苦笑)。お正月は日本に帰ってくるのかな?健康に気をつけ、よい年末年始を!

    倫子

    2009年12月13日 at 10:54 午前

  4. >Yoricoいや、間違いなく飯の話題にだけ食いついている気がするぞ。やっぱり脂っこいから食べ過ぎると肉になるね。だからいつも食後のお茶はかかせないよ。> ヒロコさん世界中に中国人いますからねー。僕も中米にいたとき、まず最初に言われるのはチーノ、チーノでした。あら、メヒコの中華おいしくないんですね…それは残念。でもまずい中華っていうのも珍しいですね。> c7そうだね。どうしても食の話題が多くなってしまう。今は、サンフランシスコはクラムチャウダーがおいしい季節だろうね。年末年始はボルネオ島のキナバル山に登って、2月の旧正月はアフリカ上陸だよーc7もよい年末年始を!

    Shunsuke

    2009年12月13日 at 9:53 午後

  5. いいですねー、ぶっ掛けご飯。こういうの大好きなんですよね。日本もこういうシステムの店があればいいのに。

    Wakabun

    2009年12月14日 at 11:29 午前

  6. > ワカコさんこれぞ、ザ・チャイナですよ。たしかに日本食だと見ないですよね。しいてあげればコンビニのおでんかと思うのですが、いかがでしょうか?

    Shunsuke

    2009年12月15日 at 1:15 午前

  7. Hey, u really come to china~.anyway, happy new year~

    子静

    2010年1月5日 at 7:24 午後

  8. > 小吴元旦快乐!这是我印象当中最典型的午饭。我在云南读书的时候这个快餐留下了难忘的印象。你在法国想不想念中式快餐呢?

    Shunsuke

    2010年1月11日 at 1:56 午前

  9. 嘻嘻,没想到你还记得我,有点小惊讶。我现在已经回到中国了,不过在法国读书时我可是连做梦都在想着吃中餐的,汗。先前没有仔细读过你写的文章,还以为你是过来中国玩的——你在中国工作啦?PS:时隔久远,我都忘了上次在卢浮宫的时候怎么称呼你的,请见谅哦。 那个……我应该怎么称呼你比较好,“shunsuke”さん?

    子静

    2010年1月12日 at 9:39 午後

  10. > 小吴我从09年7月份在广西南宁工作,快半年了。我想一想,可能我们没见过因我没去过卢浮宫。不过在这里见到那样的眼界旷阔的人,我很高兴。叫我"shunsuke"或,俊介(我的名字"shunsuke"来汉字写的话这样写)就可以。

    Shunsuke

    2010年1月13日 at 12:09 午前

  11. 啊,sorry,我记错了,是凡尔赛宫——如果你去过的话,那么我应该是在那里碰到你的。无论如何,很高兴认识你,俊介

    子静

    2010年1月13日 at 9:14 午後


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