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“Foresight”休刊に思うこと

with 2 comments

僕が好きな雑誌に新潮社の"Foresight"がある。毎回世界各地や日本で起きている出来事をそれぞれ専門家がいろんな視点で伝えてくれていて、へーこんな見方もあるんだ、そうそう、これ絶対裏があるよねといつも新たな驚きとともに僕の狭い世界を広げてくれていた月刊誌だった。
 
そのForesightが今年の4月で休刊になるとのこと。去年の暮れにそんな連絡があった。
 
 
いやーこれは残念だ。月刊誌で一冊1,000円。しかも郵送による定期購読のみで店頭販売なし。そんな頑固なスタイルも結構気に入っていて、こちらに来てからも南寧まで送ってもらっていた。
 
まあ時代の流れと言えばそれまでなんだけど、自分の世界を広げてくれる良質な読み物がなくなってしまうのは本当に残念だ。
 
だけど解せないことがいくつかあるので声を大にして言いたい。休刊の理由に
 
(1)厳しい出版状況に直面する中で、全社的な事業の再編、特に雑誌部門の見直しが避けられなくなったこと、(2)二十年間の健闘はあったものの、今後の収支改善の見通しが立たないこと、(3)インターネットの普及で、国際政治経済情報を扱う月刊誌の役割が大きく変化したこと
 
ってあるんだけれど、(2)なんて販売方面では何にも改善してないじゃん。値上げするなりネットに移行するなりは考えなかったのかな。藤田洋毅さんの中国に関する記事なんてなかなか読めないし、僕は1,500円くらいなら払う価値があると思っていたのに。とりわけ中国というアウェイで日本人一人で仕事していて、自分が気がつかない情報や見識の重要性を感じることが本当に多い。
 
そして(3)の理由なんてもっとひどい。たしかForsightの誌上で2008年くらいに20%くらい購読者が増えたと言っていたはず。今時雑誌で購読者数が増えているてことは、ネットの普及で逆に確実で良質なインテリジェンスが必要とされている、つまり役割が増しているっていう証拠だと思うんですが。
 
新潮社さん、商売下手すぎるんじゃないでしょーか?
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Written by shunsuke

2010年1月24日 @ 2:47 AM

コメント / トラックバック2件

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  1. 私もツクバ時代に読んでたよ。日本を出るときに購読をやめたのだけど、うん、あの値段であの薄さで、なのにすごく中身が濃いんだよね。知らないことばかりだと、毎月毎月思い知らされてました。個人的に思うのは、ネット上での購読も可能だったんじゃないかな?ということ。最後まで、媒体が紙一本だったのは、どうしてなのかなあ。

    Hirata

    2010年1月24日 at 4:26 PM

  2. > Akikoそうなんだよね。知らないことばかりだと思い知ることってすごく大切な気する。海外にいると特にその情報を知っていないとできないこと、たどりつけないことがすごく多いことに気がつかされるよ。だからこそ残念だよね。ネットも含めて存続してほしかったなあ。

    Shunsuke

    2010年1月26日 at 10:53 PM


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