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ニセモノ天国ばんざーい

with 2 comments

モノマネ天国中華人民共和国。まねることに対して嫌悪感を抱く人が少ない、というよりも無形の知的財産という概念を持っている人が少ないので何かとニセモノや似たようなブランドが多い。
 
そんな中国にだいぶ慣れていたつもりだったけれど、昨日南寧の郊外で見かけたこいつには久々に驚いた。
 
 
KFCならぬDFC、肯徳基(中国語でのケンタッキー)が美味基。こんなあからさまなニセモノは久々に見た気がする。ちなみにホンモノはこちら。
 
 
聞いたところ元々はホンモノのKFCだったのだけれど、撤退していつの間にかDFCになったらしい。然るにこんなやりとりだったんだろう。テナントを管理している会社の王副総経理と李総経理の会話を再現してみた。
 
王:KFC撤退しちゃったけどどーするよ?
李:どうせ看板あるんだから名前ちょこっと変えて似たようなものうればいいんじゃない?DFCなんてどう?FとCの文字は変えないで済むし。
王:それいいね!改装費節約ばんざーい。Delicous Fried Chikenだから美味基だね。
李:さっすがワンさん!伊達にアメリカ留学していただけあるね。
王:なんかオジさんの絵が描いてあるけれど、これも残す?
李:せっかくだからちょっと中国っぽく変えて残そうよ。口ひげだけ残して…と。かんせーい!
 
と、こんな感じだったのではないかと。
 
これだから中国は…と思う人はたくさんいるかもしれない。一つだけ弁護をするならば、悪意をもって登録商標を侵害しようとしている場合は少ないんじゃないかなと僕は思ってる。ほかの世界ではここまで似ているモノマネはしちゃいけないよっていうことを知らない、他人の登録商標を無断で使用したり似ているものをつくってはいけないという商習慣が徹底していない、つまり単に無知なだけな気がする。それは寛容すぎるかな?
 
もちろん取り締まりを徹底しない当局が叱責されるべきっていう考えもあると思う。だけど、お金だけが唯一のモノゴトの規範となってしまっているこの国で、官も民もルールの隙間を縫って金を稼ぐことに夢中になっている人たちがルールを作ってその「ルールを守ること」を徹底できるだろうか。そりゃ無理だよね。
 
まあ、ニセモノでもモノマネでも、ホンモノよりおいしくて安かったらそれでいいんじゃないと思うんだけど、これってだいぶ中国化してる?

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Written by shunsuke

2010年3月28日 @ 5:59 PM

カテゴリー: 南寧での生活

コメント / トラックバック2件

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  1. 無知は罪なり、か。これから徐々に学んでいくのでしょうけど。・・・これが、「分かっちゃいるけど、皆やってるから」になる恐れもあるわけで。(流されるのが人間の性。)たぶん、井の中から出れば目覚めるんでしょうね。やはり、学校/国の教育如何ということでしょうか。

    裕子

    2010年3月29日 at 3:18 PM

  2. > ヒロコさんすっかり放置していてすんません。「みんなやっているから」すでにありますね。ただもともと「自分の利益」以外には関心の薄い民族性(社会性)なので、どんなにお金持ちになってもなかなか変わらないと思います。

    Shunsuke

    2010年4月14日 at 8:52 PM


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