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ハノイ食いだおれDAY2:エネルギーが満ちあふれる国、ベトナム

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ハノイ食いだおれDAY1:南寧からハノイまで列車に乗って行ってみよう!

朝4時40分にハノイに着き、真っ暗闇の街をタクシーですっ飛ばしてホアンキエム湖近くの待ち合わせたホテルへ向かう。タクシーはしばらく迷ってどうにか到着するも、まだホテルが空いていない。そりゃそうだ、朝の5時過ぎに空いているホテルが珍しいよ。

露骨にいやな顔をして僕が払った5ドル分の人民元を受け取ったタクシーを見送ると、近くの開いていたカフェでモーニングコーヒーで一息つく。淹れたてのコーヒーの香りが店の中に漂い、その香りを甘いミルクに閉じ込めて口いっぱいに含む。すると寝不足でぼーっとしていた僕の身体の節々が朝の挨拶を済ませてむくむくと起きだしてくる。苦みと甘みが重なり合って、少し肌寒い夜が明けきらないハノイの街にぴったりの味だ。

そんな久しぶりのベトナムの朝を楽しんでいたらいつの間にかお目当てのホテルも開き、友人とめでたく合流。日本を出る前に一緒に筑波山に登って以来だから8カ月ぶりだ。初対面の2人も合わせて計4人になったわれわれは、ベトナム在住経験のあるHちゃんの案内で朝から豪華に蒸し春巻き(banh cuon nong)でおなかを満たす。

つきたての甘い香りが漂うライスペーパーに、くるくるっと具をくるみ新鮮なパクチーと一緒にヌックマムをつけてほおばる。すると、ちょっと甘みがきいた具の味と独特な魚醤の味が柔らかい米に包まれて口の中に広がっていく。なんだろう、この暖かい味は。広東料理に近いんだけど全然違う、東南アジアの味だ。そう、今回の旅のテーマは「ハノイB級グルメの旅」。2年前までハノイに2年ほどいたHちゃんの案内でハノイを食べつくすのだ。

まずは蒸し春巻きでおなかを満たした我々は、次に食べるご飯の前におなかを減らすためホーチミン廟へ向かう。前回来た時はロシアにメインテナンスに行っていて見られなかったホーおじさんにご対面だ。さぞかし厳粛な雰囲気なんだろうと思いながら行ってみると、小学生が遠足がてらにたくさん来ていてちょっと拍子抜け。

結局少年たちをからかいながら1時間半ほど列にならび半年越しのホーおじさんとご対面。Hちゃんいわく「絶対これニセモノだよ」。まあ、なんと滅相なことを。それにしてもレーニンといい毛沢東といい、ホルマリン漬けにされてこうして見世物にするの旧共産圏は好きだよね。これって本人が望んだのだろうか?

ともあれホーおじさんに謁見した後もわれわれの食欲は衰えず、Hちゃんのハノイ時代の平民食堂へ。中国のぶっかけごはんのようにすでに調理されている皿が並んでそこからおかずを選んでいくのだけれど、中国とちがって皿が別々に出てくるのがうれしい。こうすればみんなでシェアできるし、味も混ざらないもんね。

満腹、満腹。ベトナム料理すごい。と食後の散歩がてらにマーケットをぶらぶらしていると、すっぽんがかごの中から出ようと必死で手と首をのばしていた。そういえば近藤紘一さんの本にも市場ですっぽんをさばく様子が出てきたっけ。それにしてもすっぽん、こんなに首が伸びるんだ。すごい。

すっぽん鑑賞後は焼き物の村、バッチャン(Bat Trang)に最近引っ越した部下の引っ越し祝いを買いに行く。ローカルバスに乗りちょっと揺れのある道をガタゴトと走っていたらいつの間にか眠りに落ち、気が付いたらバッチャンに着いていた。さとうきびジュースでのどを潤し、市場を歩くと黒とカラフルな色を組み合わせたセンスのいい陶器たちが次から次へと目に飛び込んでくる。形といい色使いといい中国に比べてなんてセンスがいいんだろう。こりゃ、迷うぜ。

まとめ買いしたい衝動をなんとか抑え最低限のお土産を買ってハノイに戻る。そして今度はHちゃんイチオシのおやつミックスフルーツチェー(hoa qua dam)を道の脇でペラペラの椅子に腰かけていただく。これが面白い。縦長のグラスいっぱいに果物と練乳が入っていてそこに氷をちょびちょび入れてかき混ぜながら食べる。すると、最初は単に果物の練乳かけだったのが、次第にいろいろ混ざりミックスフルーツシェイクみたいな味になる。こりゃ、おいしいや。

食いしん坊4人組が次に目指したのはHちゃんおすすめのカフェ。えーこんなところにカフェなんてあるの?と思うような路地を進んでいくと階段が現れ、その狭いらせん階段を上っていくと、いきなりホアンキエム湖が目に飛び込んできた。

鳴りやむことのないけたたましいクラクションとバイクの喧騒、しーんとしたテラス席から眺めるハノイ旧市街の風景、そしてその対照的な音と景色の中でゆっくり味わうここの名物卵いりコーヒー(だったと思う)。ハノイの街の魅力がこの瞬間に詰まっているかのようで、思わずぼーっと佇んでしまった。

夕方ホテルに戻り、ラオスから戻った1人を加えて5人になった食いしん坊はハノイの夜の街へ繰り出す。目指すはハノイ在住者の宴会の定番、鶏脚(chan ga nuong)、ベトナム風の焼き鳥屋。通りが全部焼き鳥屋になっていて、オープンエアーのテーブルで焼き立ての鳥や豚を腹いっぱいほおばる。ちょびっとスパイスが効いた香ばしいタレの味がたまらなく、ビールにぴったり!

そして、帰り道に週末に店が出る旧市街のナイトマーケットに寄ると、そこは若者の群れ群れ群れ。友人Iの言葉を借りると「出会う人がみな僕よりも若いから、それだけでエネルギーを感じるよね」とのこと。うん、確かにそうだ。みんな若い、若いエネルギーが街中からほとばしっている。そしてきっと中国と同じく明日は必ず今日よりもいい日になると未来を信じている、そんな希望が伝わってくる。この国はまだまだこれからの国なんだなあ、そうひしひしと実感して眠りについた。

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Written by shunsuke

2010年4月16日 @ 10:56 PM

カテゴリー: 旅行

コメント / トラックバック2件

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  1. 写真が すごく素敵

    suke

    2010年4月16日 at 11:19 PM

  2. > kumasukeさんコメントありがとうございます。ちょこっと300km程度移動しただけなんですけど、人もモノも景色も中国と全然違うんですよね。つくづく面白いなと感じます。

    Shunsuke

    2010年4月17日 at 4:52 PM


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