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端午節に青い空が見たい

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すっきりしない。仕事もプライベートも体調も、この雨季を迎えた南寧のじめじめした感じのようにすべてがすっきりしない。もうなんか仕事なんて投げ出してどこかに行きたい、消え去ってしまいたい。
 
と愚痴ってはみるもの投げ出すような度胸はないので、せめて青い空が見たい。空の果てまで突き抜けるような、すべてのもやもやを吹き飛ばすようなそんな青空が見たい。と夜中にそんなことをもじもじと考えていた。
 
もうすぐ端午節。中国では6月14日の月曜日から16日の水曜日まで三連休になる。12日と13日の土日は出勤日となるのだけど、有休消化奨励日のようなもの。そうだチベットに行こう。それもあまり人が来ない青い空が見えるチベットに行こう。
 
もともとは次の週末まで休みをつなげて九連休にして、フンザに行こうと思っていた。ところがフンザが土砂崩れで川がせき止められて巨大なダム湖ができあがり大変なことになってしまってる上、仕事が忙しくなりそれどころじゃなくなってきた。
 
陸域観測衛星ALOSによる衛星画像 http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_av2_pakflood_100530.htm
 
ワールドカップも始まるしゆっくりしようかなと思っていたのだけど、せっかくの休み5日間でどこまで行けるか調べてみたらカムの秘境セルタまで行けることが判明。行ってやろうじゃないか。
 
 
6/12 ZH9563 南寧 0810 → 成都 0955
   成都 → 康定(ダルツェント)325km, 6-7h
6/13 康定 → セルタ(色達)443km, 12h
6/14 セルタ
6/15 セルタ → マルカム 279km, 6h
6/16 マルカム → 成都 341km, 7h
        3U8773 成都 1925 → 南寧 2100
 
それにしても南寧を発ったその日のうちにチベットの入口、康定に着くことができるなんてすばらしい!日本だったらこうじゃいかないな。このあたりは昆明で留学を終えた後の2001年7月に訪れて以来ほぼ9年ぶり。というよりも、チベット文化圏自体が9年ぶりだ。と、PCを探したら1998年のチベットの写真が出てきた。こんな感じの青空が見られるといいな。
 

Written by shunsuke

2010年6月9日 @ 12:34 午前

カテゴリー: 旅行

2件のフィードバック

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  1. マルカムルートというのがあるんですね!どんな景色だろう。写真いっぱい撮ってきてください!お時間があったら炉霍からさらに甘攵子までのルートもおすすめです。町自体はそれほどすごいわけではないんですが、道中の景色が素晴らしかったので。それにしてもフンザ、心配ですね。私も数年以内にフンザに帰りたいです。でもとりあえず今年はコタキナバルからはじめます^^お互い旅を楽しみましょう!

    KAWASAKI

    2010年6月9日 at 11:57 午後

  2. > Yoricoダンゴからガンゼ、マニカンコ、デルゲ、ジェクンド、西寧ルートは9年前に行っているんだよね。確かに途中の景色はすばらしかった。ガンゼでの氷河トレッキングもすごかったよ。ただ、途中のジェクンドから西寧のバスでフィルムを全部盗まれてしまって一枚も写真が残っていなんだ。今思うとほんとに残念。今回9年分ぶりにじっくりカムの景色を焼き付けてくるよ。

    Shunsuke

    2010年6月10日 at 12:16 午前


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