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DAY1: 29時間のバースデイ

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9月30日、さくっと仕事を終わらせて南寧空港から広州行きの飛行機に乗る。今回は広州からエチオピア航空を利用してアジスアベバ経由でナイロビに向かうのだけれど、広州からのエチオピア航空っていったいどんな人が乗るんだろう?

そんなことを考えて広州空港のカウンターに向かうと、そこにはものすごい長い列ができていた。ご存知のとおり広州は華南地区でつくられているあらゆるモノが集まる批発市場。それを目当てに世界中からバイヤーが訪れていて、アフリカ各国からもたくさんのバイヤーがやってきている。で、みんな50kg-100kgのモノを持ち帰ろうとするものだから、一人で4個も5個も機内預け入れ荷物があるわけだ。それがこの長蛇の列になっている。

結局チェックインカウンターに1時間半並んでようやくチェックイン。乗客は8割が広州から商品を持って帰るらしきアフリカン。2割がアフリカで仕事、もしくは仕事をしている家族や知人を訪ねにいく中国人。それ以外は僕一人。機内はもうアフリカだ。

満席の乗客にたっぷり荷物を積み込んだ飛行機は、あまりの預け入れ荷物の多さに2時間ほど遅れて離陸。どうやらエチオピア航空の発券システムが故障していたらしくて、最後は手書きのボーディングパスだった。手書きなものだから重複する席が続出し、あちらこちらでアフリカ人と中国人がトラブル。アフリカに行く中国人なんてほとんどが英語を話すことができないから中国語でコミュニケーションをとっているのが興味深かった。中国のアフリカ植民地化計画が着々と進んでいる。

途中バンコクに寄り、アジスアベバには1時間遅れの朝6時半に到着。中国とエチオピア、ケニアの間には5時間の時差があるから今日10月1日は29時間過ごすことになる。32歳の誕生日、長く誕生日を過ごすことができるのってなんかうれしい。

アジスアベバで飛行機を降り、ナイロビ行きに乗り換える。エチオピアってもっと乾燥した大地なのかなと思っていたのだけれど、飛行機からの景色は緑がとても多くてみずみずしかった。

ナイロビには定刻の12時に到着。ターミナルの前で次のフライトまでの6時間どうしようかなーと考えていると、「ナイロビ国立公園に行ってみないかい?」と怪しげなドライバーが声をかけてきた。ナイロビには小規模ながら街の近くにも国立公園が設置されていて、空港から20分ほどで行くことができる。80ドルとのタクシー代に尻込みするも、諦めていたサファリに行くことができるのを知り、思い切って彼と行くことにした。

ドライバーの名前はパトリック、空港付近でサファリに案内する仕事をしているらしい。「シュンはジャパニーズだろ?」と、車に乗り込むとパトリックが聞いてきた。「中国人は俺たちから何も学ぼうとしない。ただ見て騒いで帰るだけだ。その点日本人はすごい。いつもいろんな質問をしてきて、彼らからはアフリカに対する敬意を感じるよ」パトリック、うれしいこと言ってくれるじゃん!そうなんだよ、中国人ももっと自分たちより発展していない国でもその国のいいところを取り入れようとすればいいのに。世界中でチャイナタウンを築き、世界を中国かすることが彼らにとってのグローバル化だから仕方ないか。日本人も似たようなものだけど。それにしてもパトリックいいところ突いてるなあ。

そんなことを話している間にナイロビ国立公園に到着。40USDの入園料を払い、中にパトリックの運転で入っていくと、すぐにこんな景色が広がる。あーこれぞまさに絵に描いたようなアフリカだ!

少し車で行くと、いきなりニョキッとキリンが顔を出した。人生初の野生のキリン!およそ5mくらいの距離からじっとこちらを見つめている。

公園内はもちろん厳格に管理されていて、定期的にパトロールが巡回している。そんな保護官をやっているお姉ちゃんのパトロールについてきた妹。こちらの人は笑うときは心の底から豪快に笑う人が多い気がする。

さらに進んでいくとイボイノシシとかバッファローとかワニとかに会えた。ここの国立公園はマサイマラとかアンセボリのように大きくもなく、たくさん動物がいるわけではないけれど、ナイロビの街のすぐそばにこうした国立公園があるのがすごい。街の建物を背景に野生動物が見られるのは不思議な感覚だ。

水辺でくつろぐワニ。南寧の夜市で食用に売られているのは見たことがあったけれど、目の前で動いているのは初めてだ。パトリックによると人も食べられちゃうんだって。かなりデカイ。

そうこうしている間にあっという間に時間が過ぎ、18時の飛行機でタンザニアのキリマンジャロ空港に飛ぶ。途中左手にキリマンジャロのシルエットが見えた。明日からこの山に登るのかー今さらながら大きいなあ。

キリマンジャロ空港に到着して、オペレーターに頼んでいた迎えが誰も来ていないというトラブルがあったけど、タクシーに乗ってモシ(Moshi)の街に向かう。ドライバーや宿のおばちゃんに聞きながら無事にツアーオペレーターを探し出し、翌日からの登山を手配する。これで長かった誕生日も終わり、明日からいよいよキリマンジャロ登山だ。

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Written by shunsuke

2010年10月28日 @ 2:38 AM

カテゴリー: 2010/10 Kilimanjaro

コメント / トラックバック4件

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  1. SHUNSUKEさんいつも拝見しています。Googleマップで場所を確かめ楽しんでいます。何事にもこだわらず行動できることにも感動しています。

    kimiko

    2010年10月28日 at 8:09 AM

  2. 広州からアディスに直行便があるなんてびっくりしたけど、買い付けと聞いて納得。今回広州の問屋街にいって、圧倒された。

    ワニ、人も食べられちゃうって、いつもうちらが食べてるから復讐?

    写真のお姉さんすごくかわいい!しかもお洒落だわ。

    Wakabun

    2010年10月28日 at 8:32 AM

  3. ナイロビってとてもいい街だと聞いています。
    行って見たいなあ。

    >いつもいろんな質問をしてきて、彼らからはアフリカに対する敬意を感じるよ。

    嬉しいコメントですね。こんなこと言われたら、チップを弾みたくなっちゃったりして。w

    Herry

    2010年10月28日 at 10:37 AM

  4. > kimikoさん
    コメント、もったいないお褒めの言葉ありがとうございます。
    アップする時間がなくてタイムラグのあるアップデートになっていますが、
    時間のある時にでものぞいてもらえるとうれしいです。

    > ワカコさん
    広州からアディスだけじゃなくてナイロビやアンゴラのルアンダにも直行便飛んでいます。
    日本がぼやっとしている間に、アフリカの資源、そして中国のモノと労働力と技術をバーターとしたアフリカと中国の関係ってものすごい密接になっている、そんな実感がひしひしと伝わってくる旅でした。

    > ヒロコさん
    確かにそう言われてうれしかったです。ただ、日本人って他国の人から敬意を受けていても、それをうまくビジネスや政治の世界で利用できていないのがもどかしく感じます。その点中国はすごい。”よい””悪い”は別として利用できるものは何でも利用しています。そのはっきりとした戦略は日本は見習わなくてはいけないと感じますよ。

    shunsuke

    2010年11月1日 at 12:20 PM


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