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レンブラント 光の探求闇の誘惑@国立西洋美術館

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上野の国立西洋美術館で開かれているレンブラント展に行ってきた。世界中に散らばっているレンブラントの銅版画、絵画を東京に集めた充実の展示。版画の銅版も展示されていて、魂を込めて銅版を削った彼の姿が浮かんでくるようだった。集めてくるの大変だったと思う。読売新聞グッドジョブ。

展覧会のタイトルにもあるように、どの作品も光をとても芸術的に使い分けていて、白黒の版画なのに、そこから色彩が浮かんでくるようだった。レンブラントが生きたのは1606年から1669年、まだ電気もない時代。当時は太陽の光がこの世の光のすべてで、それ以外の世界は闇だったはず。だからこそこんなにも光と闇を使い分けるひらめきと技法がうまれてきたんじゃないだろうか。

17世紀は写真もない時代。ものの姿を残しておくには絵を描くしかない。その時代にモノを描写できる画家という存在は、芸術家であり記録を残すことのできる映像屋、写真家を兼ねた存在だったんだと思う。画家の存在価値がそれだけ高く、だからこそ技法が発達したんだろう。

情報と映像があふれる現代では、思考せずともイメージがあふれている。その状況の中で、光と闇に生きた時代の人たちの想像力、感性を越えるような創造をするのは難しいんじゃないかな。彫刻、絵画はもうすでに完成された芸術になったのかな。

そんなことを感じた休日でした。

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Written by shunsuke

2011年5月1日 @ 2:18 PM

カテゴリー: エンターテイメント

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