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DAY2:飛行機乗り遅れて空港で待ちぼうけ

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ベネズエラ二日目。今日はカラカスからエンジェルフォールツアーの出発点となるシウダー・ボリバルに向かうため、昨日の移動の疲れを残しつつも朝一番で空港に向かう。この航空券がウェブでは購入できなかったため、朝一番で行って航空会社のカウンターでチケットを購入する必要があるのだ。6時間ほどお世話になったHotel Catimar、高いホテルが多いカラカス空港付近のホテルの中で、空港までの送迎つきで50USDはおトクだった。

オフシーズンの今、カラカスからシウダーボリバルに直接飛んでいる飛行機はほとんどなく、まずはカラカスからプエルト・オルダス(Puerto Ordaz)行きの飛行機を探してみる。この路線は数社が飛んでいるのだけど、アセルカ航空(Aserca Air)がたくさん飛ばしているようで、7:20、11:30、15:00の便があった。この時すでに7時を回っていたので11:30の便を400VEF(50USD)で購入。思ったよりも安いね。

ところでカラカスの町は標高1,000mを越える盆地にあって比較的乾いていて涼しいのだけど、このカラカス空港は海沿いにあって、少し外を歩くだけでカリブ海の湿気をたっぷりすった空気が身体にまとわりついてくる。南国だ。

ちなみにこのプエルト・オルダスという街、地図でいくら探しても出てこなくてずっと不思議だった。Hがトロントで購入したロンリープラネットを読んでいたら、合併して今はシウダー・ギアナ(Ciudad Guayana)と呼んでいるとの一文が書いてあった。行く予定の方、まぎらわしいので要注意です。

フライトまでしばらく時間があったので、国際線ターミナルに行き500USD追加で闇両替をする。昨日は到着が遅かったから両替商も選択肢が少なかったけれど、この日は歩いているといたるところから声がかかる。結局数人と話して1USD=7.8VEFで両替。だいたいこのくらいが相場なんだろうな。両替してくれたのは今日も空港の係員、外国人らしき人を見かけては近づいて声をかけていた。合理的といえば合理的なんだろうな、違法だろうけど。

その後出発時間の1時間前に荷物検査を通り、搭乗ゲートの前でこれから訪れるギアナ高地の光景をHと一緒にあれこれ話す。いよいよ気分も盛り上がってきたなーと時間を見計らって搭乗ゲートに行き係員にボーディングパスを手渡すと、なにやら係員が険しい顔をしている。そしておもむろに一言「he salido」と一言。えっ?もう飛んじゃったの?だってサインボードには搭乗手続き中って出ているじゃない?あーだこーだ文句を言っても後の祭り。もう扉を閉めて離陸に向かって動いてしまっているらしい。僕とHは恨めしげに目の前の滑走路を走っていくプエルト・オルダス行きの飛行機を見つめていた。

なんたる失態・・・

呆然とする僕らがよほど困ったように見えていたのか、他の飛行機を待っていた英語の話せるオジサマが日本から旅行に来ていて日程上今日中にシウダーボリバルに行きたいことを伝えてくれ、15時に便に振り替えてくれることになった。そんな余裕もなかったので名前を聞き忘れてしまったけど、カラカスの空港で助けてくれたオジサマどうもありがとう!こういう時、地元の人の温かさが心に染みるよ。

教訓、国によっては客がいなくてもアナウンスをせずに飛ぶところもある。初めて行った国で飛行機に乗る時は余裕をかましていないでしっかり搭乗口で待っていよう。

結局朝7時から15時まで8時間空港で待ちぼうけをしてようやく飛行機に乗り、16時過ぎにプエルト・オルダスに到着。空港にいたタクシーと交渉すると、シウダーボリバルまで200VEF(25USD)だったので、そのまま100kmちょっと離れたシウダーボリバルまでタクシーで向かうことにする。

プエルトオルダスからシウダーボリバルへの道は何もない平原をただまっすぐ走る。ここベネズエラは世界第8位の産油国。もともとはカカオのプランテーションが発達した農業国だったが、20世紀初頭の油田発見以降、国内産業の多くを石油をはじめとする天然資源に依存するようになり、農林業は衰退していった。現在では都市人口比率は85%にのぼり、食糧の半数を輸入に頼っている。そんな話を裏付けるかのような人も畑もない平原が続く。

そもそも日本の2.5倍、91.2万k㎡の土地に2500万人くらいの人しか住んでいない。その国で国土の半分くらいは平地な上に、85%の人口が都市に集中していたならそりゃ何もない平原は多いだろう。途中、ガソリンスタンドに寄る。ガソリン価格を聞いてみたら、なんと0.3VEF/1ℓ。およそ日本円で3円/ℓ。世界一ガソリンが安いとは聞いていたけれど、これにはびびった。

18時過ぎにシウダーボリバルに到着。メールで連絡していた旅行会社Adrenalin Expeditionsのシウダーボリバル空港内にあるオフィスで、翌日からの二泊三日のエンジェルフォールツアーを申し込む。シウダーボリバルからカナイマ(Canaima)までのセスナ往復2泊3日分すべての料金込みで310USD。ちょっと高いかな。そう思ったけど外が暗かったことと、ここのオペレーターのルイスが信頼できそうな人物だったので即決で申し込んだ。カナイマからサンタエレーナ(Santa Erena de Uairen)まで他に希望者がいたら追加料金で飛んでくれるらしい。これでようやくエンジェルフォールへの準備がととのった。ルイス、ありがとう!

宿はロンプラにも出ていたPosada Don Carlosをルイスから薦められ、そこに一泊。シウダーボリバルの旧市街の中にあるのだけど、19時を過ぎるとどこの道も人通りが少なくて怖かった。当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、暗くなったら誰も外を出歩かない。これがベネズエラの現状なんだろうな。

ベネズエラ初の晩ごはんは、宿のそばで唯一開いていた食堂でシンプルな肉と野菜を食べる。これで50VEF(4USD)。野菜も基本的に塩味だけで、肉は塩と胡椒とレモン。これが中南米のちょっと物足りないところなんだよな。

さあ、いよいよ明日はエンジェルフォールだ。

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Written by shunsuke

2011年5月21日 @ 4:54 PM

カテゴリー: 2011/05 Venezuela

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