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DAY7: 水が集い人が行きかう場所、マナウス

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フライトは12時過ぎだったので、ゆっくり寝て前日車中泊からの移動の疲れをとる。初めてのブラジルの街をゆっくり眺めるのと、前日のタクシーがあまりに高かったため、2kmほどの道のりを歩いて空港に向かう。とはいえ、ここボアビスタはアマゾンの奥地に最近開かれた街。道はただっぴろく歩行者が少なくてあまり面白い街じゃない。車社会なのはよくわかった。

40分ほどかけて空港に到着。ここで携帯をホテルに忘れてしまったことに気がつく。飛行機乗り過ごしに続き何たる失態!急いでタクシーを捜して交渉するもどうしても40レアル(26USD)以下に下がらない。往復5kmくらいなのにそれは高すぎるよ・・・他に手段がないので仕方なく40レアルでお願いしホテルに戻ると、セニョーラが預かっていてくれた。ほっと一息。

26ドルで500ドルのiphoneが戻ったのだからよしとするか。ドライバーのおっちゃんもうれしそうだ。そりゃ20分くらいで40レアルも稼いだんだもの。

気を取り直してチェックインをし、まだ何も食べていなかったので空港のファーストフードでハンバーガーを頼む。ここでもハンバーガー、ポテト、コーラのセットが16レアル(11USD)。レアル高でここまで相対的に物価が高くなってるのか。

飛行機は時間どおりに離陸し、アマゾンの熱帯雨林の中を一路マナウスへと飛んでいく。ボアビスタを出発した当初は切れ目のない森だったのだけど、マナウスに近づくに連れて緑の森の中に茶色い道路が目立つようになってくる。こうして伐採と開発が進められていっているんだな。当初はバスで行こうとしていたボアビスタとマナウスの間だったけど、空からアマゾンの様子を眺められただけでも飛んだ甲斐があった。

マナウスの街に向けて高度を下げていくと、でっかい川が見えてきた。アマゾンの源流の一つネグロ川だ。川というよりも湖のような大きさ。ギアナ高地を源流とするネグロ川はカナイマで見たようにタンニンが溶け出して黒い水をたたえている。このネグロ川とアンデス山脈の雪溶け水を源流とするソリエンモス川がマナウスで合流して巨大なアマゾン川となって大西洋に流れていく。

マナウスは想像していたよりも大都会。砂漠の中に突然現れるオアシス都市のように、緑のジャングルの中に突然大きなビルが現れる。日本から移り住んだ日系移民たちもたくさんこの緑の砂漠を切り開き、街をつくっていったんだろうな。

マナウスへは定時に到着。飛行機を降りて15kmほど離れたダウンタウンに向かおうとタクシーを探すと、市内までは共通チケットになっており59レアル(40USD)を払って乗り込むと20分ほどでダウンタウンに到着。まあ15kmだし、この金額も納得。これと比べたらボアビスタ高すぎたよ。

マナウスの街に一歩踏み出すと、後部にでかいスピーカを積んだ車から流れ出てくるサンバのリズムが迎えてくれた。これまでのベネズエラとは明らかに違う。この明るいリズム、と明るい色使い。一気にテンションが上がってきた!

手ごろや宿に荷物を置き、今後のスケジュールを考える。帰りの飛行機は二日後の夜カラカス発。そしてマナウスからカラカスまでの直行便はない。ボゴダ経由やサンパウロ経由で調べてみても乗り継ぎが合わずにカラカスを出発する丸一日前、つまり明日の夜にマナウスを出発しなくてはならない。勢いでここまで着ちゃったけどうまくいかないな。

いや、ちょっと待てよ。たしかボアビスタからマナウスまで往復でチケット買っていたから、明日午後の便でボアビスタまで行き、そこからサンタエレーナで夜行バスに乗り継げば二日後の夕方にはカラカスに着けるではないか。陸路も空路も対して変わらない。となるとかなり散財したし、大人しく陸路で帰ることに決定。

そうと決まれば、マナウスにいられるのは明日の正午まで。それまでに帰ってこられる翌日のアマゾンツアーを予約して、さっそくネグロ川沿いに出かけてみる。19世紀、多くの移民たちが船でアマゾン川をさかのぼり天然ゴムの景気に沸いたこの地を目指してやってきた。その当時から変わらないネグロ川の夕日。

港近くの路上はそのままマーケットになっていて、お土産やから日用品、食べ物やの屋台が連なっている。アマゾンの大地で取れた色とりどりの野菜と果物も。話していたら「あんたベネズエラから来たんだって?ほうびにオレンジ一個あげるわよ、ガハハハ」とオレンジをもらってしまった。おばちゃんたちは皆底抜けに陽気だ。明日また同じ道を戻るんだけどね、と言ったらトマトももらえただろうか。

夕暮れのダウンタウンはものすごい人だかり。ちょうど週末ということもあって、思い思いにショッピングやグルメを楽しんでいる。きっと昼間寝ていてさっき起きてきたんだろう。

いよいよ夜が近づいてきた。黒かった水と青かった空がだんだん色が近づいていき、次第に同じ色になりながら闇に溶け込んでいく。日の入りから20分から30分後くらいのこの瞬間が僕は大好きだ。

お土産を探しながら歩いていると、陽気なおばちゃんが話しかけてきた。そんなおばちゃんの誘い文句に乗って大量のおみやげ購入。

そして最後はネグロ川のほとりで酔っ払いと夜風にあたりながらビールを飲んで夜が更けていった。ブラジル楽しいな。

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Written by shunsuke

2011年6月13日 @ 12:33 AM

カテゴリー: 2011/05 Venezuela

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