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Archive for 8月 2011

ウズベキスタンの感想

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世間は節電真っ盛り。弊社もそれに漏れず節電のための一週間の休みがあり、前後に休みをくっつけてウズベキスタンに行ってきました。

思えば3年前のこと。9月にウズベキスタンとトルクメニスタンに行く計画を立て、チケットもトルクメニスタン旅行の手配もしていた矢先、会社の寮で足首をひねって薄利骨折をして泣く泣くすべてをキャンセルしたことがありました。

足をひねって剥離骨折

それから丸3年。ようやくリベンジがかなって行くことができました。

・旧ロシアのせいかムスリムは多いのにイスラム色は非常に薄い。ラマダンなのに誰も断食していない。特に西に行けば行くほど薄くて、スカーフをかぶっている女性を見かけることも少ないし、昼間からビールを飲んでいる人も見かける。

・基本的に英語は通じない。ロシア語とウズベク語。どちらの言語を得意とするかは育ってきた環境に起因する。北京からタシケントの飛行機で隣に座ったBekaは、上流階級出身で厳格な家と学校で育てられた母親とはロシア語で話し、父親とはウズベク語で話していた。

・とにかく乾燥している。夏ということもあって、洗濯物は絞らなくても日なたに置いておけば2時間くらいで乾いてしまった。かなり食べていたのに体重も一週間で2キロ減。乾燥している分、果物は甘みがこれでもかと詰まっていておいしい。市場で食べたメロンの味は忘れられない。

・もてなし好きな人が多い。まだまだ観光客が少ないということもあると思うのだけれど、人をもてなすことが好きな人が多かった。さすがにサマルカンドやブハラになると色々な意図を持った人がいたけれど、他の似たような国と比べると言葉がわからなくても観光はしやすい。

・乾燥していて雨はすくないけれど土壌は肥沃。そしてアムダリヤ川とシルダリヤ川の灌漑で農耕は盛ん。畑には運河が、街にも水路が引かれているが、それがかえってアラル海の消滅を引き起こしたんだなあと考えると複雑な気分。

・韓国のプレゼンスが圧倒的。車はデウーやKIAが多く、家電はLGが強い。ヌクス、ヒヴァでは日本車は一台も見なかった。ソウルから大韓航空、アシアナ航空が直行便を飛ばしているのも納得。仲良くなったドングンによると、それなのに韓国人への観光ビザ発給はとても厳しく、かつ高いらしい。

Written by shunsuke

2011年8月25日 at 1:17 AM

カテゴリー: 2011/08 Uzbekistan

ベネズエラ旅行 Index

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ベネズエラ旅行:2011年5月1日~5月11日

■地図

■旅程
5/1 AC2 東京(NRT) 17:45 トロント(YYZ) 16:35
AC76 トロント(YYZ) 19:05 カラカス(CCS) 23:50
5/2 カラカス → プエルト・オルダス(Puerto Ordaz) → シウダー・ボリバル(Ciudad Bolivar)
5/3 シウダー・ボリバル → カナイマ(Canaima) → エンジェル・フォール(Salto de Angel)
5/4 エンジェル・フォール → カナイマ
5/5 カナイマ → シウダー・ボリバル →
5/6 → サンタエレーナ・デ・ウアイレン(Santa Erena de Uairen) → ボア・ビスタ(Boa Vista)
5/7 ボア・ビスタ → マナウス(Manaus)
5/8 マナウス → ボア・ビスタ → サンタエレーナ・デ・ウアイレン →
5/9 → シウダーボリバル → プエルト・ラ・クルス(Puerto la Cruz) → カラカス
5/10 AC75 カラカス(CCS) 0:50 トロント(YYZ)6:45
AC1 トロント(YYZ) 14:05 東京(NRT)15:50(+1day)

■日記
DAY1:中南米一危険な街カラカス
DAY2:飛行機乗り遅れて空港で待ちぼうけ
DAY3:初めてのセスナはビジネスクラス
DAY3:川をさかのぼってエンジェルフォールへ
DAY4:滝の真下で台風中継
DAY5: ギアナ高地とお別れ
DAY6: 陸路で国境を越え、いざブラジルへ!
DAY7: 水が集い人が行きかう場所、マナウス
DAY8: 青い空と白い雲、黒と茶色のアマゾン
DAY9: 車窓から見たベネズエラの大地
DAY10: 初春のトロント、がんばれアクザワさん!

20億年前の大地ってどんなところなんだろう?
ベネズエラとブラジルで感じたこと

Written by shunsuke

2011年8月23日 at 1:27 AM

カテゴリー: 2011/05 Venezuela

DAY10: 初春のトロント、がんばれアクザワさん!

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カラカス発トロント行きの飛行機は、定刻どおり6:30に朝もやのトロントに到着。空港から見たトロントの街は大都会だ。トロントの象徴、CNタワーがひときわ目立つな。行きはほとんど時間がなかったけれど、帰りは8時間ほど時間があるので、トロントの街まで出てみることにする。

トロントの街は地下鉄とバスがつながっていて、乗り継いでいくことができるのでとても便利。さすが先進国!と感心した瞬間急に地下鉄が止まった。そしてその後は止まったり動いたり。地元っ子に聞いてみたところ、しょっちゅう止まるのだとか。せっかく便利なのに運行が残念だ。空港から1時間半ほどかけてKing駅に到着。しかしながら、なかなかすごくダイレクトな名前ですな。

地上に出て歩いてCNタワーを目指す。青空が気持ちいいけれど、着ている服がベネズエラ仕様なので、5月初旬のトロントはまだまだ肌寒い。特にビーチサンダルが足下から冷えてくる。しかたない、歩いて暖めよう。このあたりは古い建物が多くていかにも映画とかに出てくるアメリカの都市!って感じ。気がついたけどアメリカにはトランジットでしか行ったことがないので、北米の街を歩いたのはこれが初めてだ。

街の主要スポットにはこんな感じでレンタルバイクが置いてあった。初めて来た場所でもこうしてどうぞ乗ってくださいね!と自転車が置いてあったらうれしいね。おもてなしができているなあ。

以外と移動に手間がかかってしまったため、とりいそぎトロントのシンボルCNタワーに上ってみる。最初はたかが塔じゃないかと見くびっていたものの、上ってみるとなかなかどうして街の様子が一目で見られて面白い。

CNタワーのすぐ隣はトロントブルージェイズの本拠地、ロジャースセンター。

CNタワーとロジャースセンターにつながる道のそばでホットドッグスタンドがあったので昼ごはんを食べに寄ってみる。すると東洋人がやっているホットドッグスタンドだった。話してみると日本から来たアクザワさん。このスタンドの権利を買って半年ほど前からこの場所でスタンドをだしているとか。

「ずっとホットドックスタンドやりたかったんですよね。味では負けませんから!」そんなアクザワさんのホットドック(たしか2.5ドル)をいただく。注文を受けてからバンズとソーセージを焼いて焦げ目をつけがぶりと食べる。うん、うまい!ビルの合間を歩き、スタンドでホットドック。アメリカだなあ。皆さんもしトロントに寄る機会があったらぜひ彼のホットドックを食べてみてください。

その後、来た道を戻り14時のフライトで東京に戻る。エアカナダは初めて乗ったけれど、高カロリーな機内食とカップラーメンがそのまま出てきたことをのぞけば、機材が新しい上にスタッフの対応もよくて快適だった。中南米に行く時はエアカナダだね。

Written by shunsuke

2011年8月23日 at 12:53 AM

カテゴリー: 2011/05 Venezuela

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DAY9: 車窓から見たベネズエラの大地

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サンタエレーナ・デ・ウアイレンを19時に出たバスは一晩かけて北上し朝7時にシウダー・ボリバルに到着した。フライトは翌日未明の0:50発なので、まだまだ時間がある。カラカスのような危ない街で時間をつぶすのもリスクが大きいので、ここはゆっくりベネズエラの土地をバスから眺めながらカラカスへ向かうことにした。昨夜から何も食べていなかったので、まずはコーヒーとオレオで朝ごはん。

ベネズエラのバスは寒い。他の熱帯諸国同様、エアコンをこれでもかとガンガンにきかせるので、外に出たとたんレンズが曇ってしまっている。ちなみに地元の乗客もバスの中の寒さは熟知しており、みな毛布を持参して乗り込んでくる。

ターミナルでシウダー・ボリバルからカラカスまでのバスを聞いてみると、あまり直通バスは出ていないようだ。そこでまずはシウダー・ボリバルとカラカスの中間にある海沿いの街、プエルト・ラ・クルス(Puerto la cruz)へ向かうことにした。

ベネズエラを陸路で移動している間に気がついたこと。他の中南米諸国と比べて街と街の間に人間の生活の営みが感じられる風景が極端に少ないことに気がつく。だいたい広大な農園が広がっていたりするものだけど、ベネズエラで目にするのはほとんどがブッシュだった。ロンリープラネットによると、石油産業に極端に偏った産業政策の結果、ベネズエラでは人口の90%が都市部に集中してしまい、農産物も輸入に頼っているそうだ。雨と気温にこれだけ恵まれているのに、この土地の使い方はもったいない。

2時間半ほどで、プエルト・ラ・クルスに到着。海が近いせいか、これまでのベネズエラの都市とはひと味違って、明るい陽気な雰囲気の街だ。ターミナル付近で荷物を持ちながら歩いていると、ジューススタンドのおねーちゃんが話しかけてきた。「あら、日本人なの?中国人はよくビジネスで来ているけど、日本人なんて話したの初めてだわ」とのこと。

おねーちゃんが3VEF(0.4USD)でつくってくれたパパイヤシェークを飲みながら日本と中国の違いを説明する。僕らがコロンビアとベネズエラの違いがわからないように、彼女に日本と中国の違いを説明するのは難しい。次第にどうでもよくなってきた。

プエルト・ラ・クルスからカラカスまでは頻繁に乗り合いタクシーが出ているようだ。値段を聞いてみると、一人150VEF(18USD)。まあ、こんなもんだろう。ブラジルから来るとすべてが安く感じるなあ。声を掛けてきたドライバーについていくと、タクシーの駐車場にはクラシックカーばかりがずらりと並んでいた。えっ?これで行くの?大丈夫かな・・・

僕の心配をよそに60年代ものらしきシボレーは快調に飛ばし、3時間でカラカスに到着。南米でも指折りの大都会だけあって狭い盆地にビルが立ち並んでいる。

乗りあいタクシーのドライバーに空港に行く旨を告げて、タクシーが集まるParque los carabobo付近で降ろしてもらう。時間は午後3時半。かなり余裕があるので、この後のプランについてタクシードライバーたちに相談してみる。街の北にあるロープウェー(Teleferico)に登って、そこから直接空港に向かおうとしてみるが、なんとこの日は月曜日でロープウェーが休みだということが発覚。

そんな話をしている間にも近くに明らかにドラッグ中毒のトロンとした目の男がこちらをジロジロ眺めている。「もうすぐ暗くなるし、あんた悪いこと言わないからやめておいたほうがいいよ。ここはカラカスだよ」と、おばちゃんの説得力のある言葉に従い、このまま大人しくカラカスの空港に向かうことにした。でも、カラカスで何もしないのはもったいないので、ドライバーにカラカスで一番うまいとのハンバーガースタンドに連れて行ってもらうことにした。向かった先はParque Caraboboの駅前。東京で言えばオフィス街の近くにある日比谷公園みたいなところ。

18VEF(2.5USD)でチーズバーガーを注文、バンズとパテを鉄板でじっくり焼いて5分後にはおいしそうな特大のハンバーガーができた。遠近法でドライバーの顔より大きくなってしまっているけど、顔と同じくらいあるんじゃないかという大きさ。そしてジューシーな肉とベーコン、卵をパンがしっかり受け止めている。まるでハンバーガーのフルオーケストラ、カラカスいちも伊達ではない。これはマクドナルドとか行けなくなるな。

おなかが満たされたあとは一路空港へ。すり鉢状になっているカラカスの街は、盆地の一番低い場所に目抜き通りが走り、オフィスが立ち並ぶ。そして周囲の山のほうを見渡すと、一見してそれとわかる低所得者層の住宅が斜面にへばりつくようにびっしり建ち並んでいる。

中にはこんなカラフルな色の建物も。

標高1000mほどのカラカスの市街地から海沿いにある空港へはひたすら坂道を下っていく。夕暮れ時で、ちょうど夕日に向けて下っていくような道なのだけど、古いオートマ車な上エンジンブレーキをまったく使わないので怖い。

フライトの6時間前に到着。まだチェックインもできないのでバーでゆっくりしていると、椅子から立ち上がろうと右足に体重をかけた瞬間、ふと右足の親指に違和感を感じた。ごりごりする感じ。触ってみると右足親指の腹のところがなにやら硬くなっていて、中にちょうどBB弾くらいの直径4mmくらいのものが何か入っている。一回気になりだすと止まらない性質なので、針を焼いて消毒し足の皮を削ると、ポロンと何か卵のようなものが飛び出てきた。

日本に帰国後調べてみたら、寄生虫の一種スナノミの卵だった。

Written by shunsuke

2011年8月22日 at 12:56 AM

カテゴリー: 2011/05 Venezuela

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