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DAY2:肉好きパラダイス、上海

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上海で迎えた朝、8時前の飛行機に乗るために5時半に起きる。上海ではものすごい久々にユースホステルに泊まってみた。地下鉄1号線の新闸路駅そばにあるShanghai Soho Youthhostel。シングルで一泊199元とその辺の7天ホテルより高いけど、蘇州河沿いの雰囲気がよくて旅気分が盛り上がった。60元くらいのドミは旅行者でなく、仕事を探しに来ていると思しき地方の若者に占拠されていたのが印象的。日本に例えると、就職活動で地方から東京に上京してきた学生たちの常宿か。ユースって、こういう使われ方するのね。

タクシーを捕まえて虹橋空港まで急ぐと乗るはずだった中国国際航空は4時間のディレイ。予想通りというか、なんというか。とりあえず北京での乗り換えに余裕を持っていてよかった。朝ごはんを食べずに出てきたので、おいしい上海の朝ごはんを探しに地下鉄2号線で一駅戻り、淞虹路で降りてみた。朝方ざーっと降った雨が上がり、涼しい朝。頭の上を見ると、窓から洗濯物を干すために突き出た棒がまるで生き物のように見えた。

空港の中のレストランは高くておいしくない。そう目論んだとおり、朝の通勤路沿いには小吃のお店が並んでいた。油条(ヨウテャオ:揚げパン)にしようか、肉まんにしようか、はたまた煎饼にしようか。どの店も店内からよだれを誘うような香ばしい油の香りが漂ってくる。パオズは1個1.8元(20円くらい)。10年前の1.8倍か。不動産なんかが10年間に10倍とかになっていることを考えると、他の物価の上がり方に比べると庶民が必要な食べ物の物価は抑えられている。

結局触手が伸びたのは上海名物、生煎(焼きショーロンポー)。最近日本でもはやっているようで、この店も日本でフランチャイズ展開しているとか。恥ずかしながら僕は初めて食べたのだけど、肉にこだわる街上海らしくカリカリに焼いた香ばしい皮に包まれたジューシーな肉が最高にうまい。

北から南、西から東と中国で色々な場所に行ってきたけど、肉まんとかショーロンポーは上海がダントツにうまい。肉まんでも肉汁があふれてくるし、焼き餃子もあるし、上海は肉好きにとってはたまらない街だね。どうだ!おれのはうまいだろ!ちゃんと宣伝しておいてくれよ!と満足顔のショーロンポーおじさん。アツアツの出来立てが4個で2.5元(30円くらい)。日本だと1個100円くらいで売っているのかな?

ということで、しっかり宣伝もしておきます。 淞虹路と天山西路の交差点近く、淞虹路にある焼きショーロンポー屋さん「阿二ショーロンポー」。地元のおばちゃんが朝から列をなすおいしい店です。近くに来た際はお立ち寄りを!看板見ると昔は「阿二」じゃなくて「阿三」だったみたいだけど、そこはご愛嬌。

そうこうしているうちにいい時間になり、空港に戻る。今度は無事に飛び2時間ほどで北京空港に到着。遅れることが当たり前になっている中国国内線、とはいえこの広い中国では代替となる交通機関はこの前脱線した高速鉄道くらいだし、他に選択肢がないのが痛い。北京空港では、到着したターミナル3からタシケント行きの中国南方航空が出発するターミナル2に無料バスで移動する。

T2って初めて着たかもと思いながら車窓を眺めていたら、なんだか懐かしい風景が見えてきた。そうか、T2って昔使っていたターミナルなんだね。北京にインターンに来ていた2003年の頃の記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちになった。もう8年も前になるのか。こうやって同じ場所に何度も来ていると、それぞれの場所に思い出が塗り絵のように重ねられていくんだろう。

北京発タシケント行きの飛行機は7分くらいの搭乗率、乗客はウズベクで商売しているらしき中国人が4割、中国に出稼ぎや商売に来て戻るウズベク人が6割といったところ。ざっと見渡した限り観光客はほとんどいない。座席はもちろんモニターなしで、清掃の手間を省くためか客を後部に詰め込んでいた。これ、感じ悪いし、離陸後すぐに前の開いている席に移動して横になっていたので、あまり意味がない気がするんだけどな。

北京からタシケントは6時間あまり。オンデマンドがないので、僕はずっと隣に座ったウズベクの青年Bekaと話をしていた。彼はクアラルンプールに2年間ほど留学していたので英語が堪能、面白かったのが言語の話。ウズベクではロシア語を母国語として話す人、ウズベク語をメインに話す人が出身階級や教育を受けた背景で分かれている。Bekaの父親はウズベク語を話す家庭で育ったためロシア語もわかるけどメインはウズベク語。母親の家系はもともとロシアから移住してきたため、ロシア語の教育を受けてきてウズベク語はそれほど理解していない。だからBekaも父親と話す時はウズベク語を使い、母親と話す時はロシア語で会話するんだって。ウズベクの歴史がよくわかる家庭だ。

そんな話で盛り上がりながら、しっかりとロシア語の役立つフレーズも教わり、定刻どおりの20時過ぎにタシケント到着。宿は日本からGrand Raddis JSSとのエコノミーホテルを予約済みだったので、タクシーで向かおうとするとBekaを迎えに来ていた友人が送ってくれることになった。話には聞いていたけれど、ウズベク人のホスピタリティはうれしい。

宿は一泊40ドル。ちょうどカウンターで今日同じ飛行機でやってきたという韓国人2人組とグルジア料理を食べに行く。彼らは明日到着するもう一人を加えた三人で、タシケント→サマルカンド→ブハラと旅をするらしい。僕とは逆周り。二人とも年も近く自然体なので話が盛り上がる。ラマダンで心配していたビールも問題なく注文でき、10時過ぎまで飲みブハラでの再会を誓って就寝。明日は朝7時の飛行機でウルゲンチまで行ってきます。

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Written by shunsuke

2011年9月10日 @ 12:35 PM

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