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DAY9: レギスタンを封鎖せよ

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ウズベキスタン最終日。今日はこの国のハイライト、青の都の象徴であるレギスタン広場に向かう。その後、昼に鉄道でタシケントまで戻り、夜の飛行機で北京へと戻るので、ちょっと慌しい一日だ。昨日思ったより夕方が涼しくてのどが痛いなと話をしていたら、宿のおばちゃんがハチミツをお湯で溶かした飲み物を持ってきてくれた。

「小さい時から風邪を引いた時はこれを飲んで治したのよ」と宿のおばちゃん。心遣いがうれしいな。旧市街の奥まったところにあってアクセスはあまりよくないけれど、Legendおすすめです。


サマルカンドナンで朝ごはんを済ませて、さっそくレギスタン広場へと急ぐ。宿から25分ほど歩いて広場に着くと、何やら様子がおかしい。柵がまわりに張り巡らされていて、客席のようなものもセッティングされている。

ゲートに近づくと警備員らしき人に呼び止められ「No, entry」と告げられた。なんでなんで?警備員に指差された張り紙を見てみると、2年に1回の音楽祭が9月上旬にあり、それのリハーサルのため12:00-15:00までしか観光客は広場に入れないらしい。っていうことは、列車の時間が11時過ぎだから、ここまで来たのに僕はハイライトのレギスタン広場に入れないわけ?そんなのありかよ・・・あまりに悔しいので柵の隙間から望遠で撮ってみる。この中に入って雰囲気にゆっくり浸りたかったなあ。

とぼとぼと宿に戻っていくと、道すがらハローハローと子どもたちが話しかけてきた。文明の十字路、サマルカンドには東洋風の顔立ちの人もいれば、西洋風の顔立ちの人、見るからにアラブ系の人、ありとあらゆる顔立ちの人たちが暮らしている。なんか子どもたちに励まされた気分。

宿に戻りサマルカンド駅に行き、昨日ブハラから乗ったシャルク号を待つ。昨日は定刻どおりに運行されていたけれど、今日は定刻を過ぎてもなかなか列車は現れない。ナン売りのおばちゃんと話しながら時間をつぶす。女性は若い人も年配の人も、色鮮やかなワンピースを着ている人が多かった。どの女性も突き抜けるような青空に色とりどりの服がとても似合っていたな。

列車は30分ほど遅れて到着。昨日と同じく二等車(18ドル)でタシケントに向かう。途中信号トラブルがあったのか止まったり減速したりで結局タシケントへは通常2時間半で着くところ4時間かかり3時半に到着。それに加えて冷房がほとんどきいていなくてタシケントに着いたころには汗だくだった。

タシケントのプラットホームに降り立つと「暑かったわね」と女の子に日本語で声を掛けられた。話をしてみると、日本文化に興味があってタシケントの大学で日本語を学んでいるそう。 放射能垂れ流している上、正確な情報を伝えない国だけど、そんなわが母国に興味を持ってくれている人に会うのはうれしいね。

タシケントでは行きの飛行機で仲良くなったBekaとブハラで会った韓国人のトングンと最後のごはんを食べ、北京に向けて飛び立つ。

今回のウズベキスタンは、一週間ちょっとと僕にしては比較的ゆっくりとこの国に滞在できて、最初に聞いていたとおり地元の人たちのホスピタリティに感謝した旅だった。人をもてなすことって、こういうことなんだなと出会った人たちに教えてもらった気がする。 今は欧米と韓国、日本からの旅行者が中心だけど、この先中国人とかインド人とかの旅行者も増えてくるだろう。そうした時代になってもこの国を訪れた人たちが、僕が感じたような地元の人たちの温かさや優しさを感じられる国であってほしいな。ちょっと傲慢かもしれないけれど、そう願いたい。

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Written by shunsuke

2011年10月6日 @ 2:45 PM

コメント / トラックバック5件

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  1. […] ■日記 DAY1: 最終便で上海へ DAY2: 肉好きパラダイス、上海 DAY3: ヌクス、禁じられたコレクション DAY4: 消えたアラル海 DAY5: ドラクエの世界に迷い込んだ DAY6: 時速200kmを初体験 DAY7: 文化の香りがする都、ブハラ DAY8: 10年越しの憧れ、青の都サマルカンド DAY9: レギスタンを封鎖せよ […]

  2. ウズベキスタンのナンはとてもおいしそうに見えます。
    菓子パンのよう。
    実際は味は付いているのですか?塩味?
    写真のおばさんが抱えているナンは大きくて、特においしそう。^^

    ところで歯に金冠をかぶせた人が多いのに目を惹かれました。
    虫歯の人が多いのでしょうか? (甘いお菓子が多い?歯磨きの習慣が無い?)
    それともアクセサリーに一種の感覚ですか?

    Herry

    2011年10月10日 at 5:21 AM

    • ヒロコさん
      実は街ごとにそれぞれ特徴を持ったナンがあるみたいで、この形のナンはサマルカンドにしかないもので「サマルカンドナン」と呼ばれていました。
      塩味とごまがきいていて、おいしかったです。

      金歯、多かったですね。
      2、3人くらいにしか聞いていないんですけど、歯を守ることと同時に何かあった時に売ることができるから金にしているとのことでした。
      財産感覚ですね。
      たしかにそれだったらたとえ死んだとしても相続税もかからない(ウズベクに相続税があるのかも知りませんが)。

      shunsuke

      2011年10月10日 at 8:56 AM

      • ご当地ナン。
        賞味してみたいものです。

        財産を身に着けておくというのは、やはり中国の文化に類似しているところがあるのですね。
        ・・・ということは、死んだときは歯を抜かれるのでしょうか。

        色々と細かいことを、すみません。^^;

        Herry

        2011年10月10日 at 10:08 AM

      • 死んだ時に歯が抜かれるのか…実は最大の疑問でした。
        何人かに聞いたんですが、そうだ!という人もいれば、そんなことはない、という人もいて
        五分五分なのかなと思います。ただ財産の管理方法としてはすばらしく安全ですよね。

        shunsuke

        2011年10月10日 at 10:30 PM


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