人に学びて、自然とともに生きる

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DAY4: Somewhere? No, here over the rainbow!!

with 3 comments

ジンバブエ側の公園が開くのが朝6時半、今日はできるだけ早く行って公園の中で朝日と滝を見るのだ。ビクトリアフォールズでは滝から上がる水しぶきによって、太陽を背に向けた時に滝の上に虹がかかる。そして、その日差しは角度が水平に近ければ近いほどきれいに見える(と宿の主人が言っていた)。

そんなこともあって、5時半に目覚ましをセットするも起きたのは6時過ぎ。すぐに滝への道を下っていくと今日も猿たちが迎えてくれた。それにしても猿が多い街だ。いや、もともと猿が多いようなところに人が街をつくって住み始めたのか。

結局滝の入り口には7時過ぎに到着。公園の中で日の出は迎えられなかったけど、まだ日が高くないからきれいに虹が見られるはず・・・ザンビア側と同様にジンバブエ側でも20ドルを払い公園の中に入ると、次第に水が滝つぼに落ちていく音が大きくなってきて、水しぶきが舞い上がる光景が広がった。

滝が見える場所まで公園の遊歩道の上を歩いていく。すると、滝から舞い上がる水しぶきがきれいな虹をつくっていた!これぞ見たかった景色。前日に滝の姿は目にしていたので、それほど大きな期待をせずにこの日見にいったのだけど、目の前にくっきりと虹の姿が広がった瞬間、ゾクゾクっと鳥肌がたった。誰もいない公園の中に滝と虹と僕たちだけ、目をつぶるとオズの魔法使いのSomewhere over the rainbowの曲が流れてくる、そんな感覚。

さらにザンビアとの国境に近い谷のほうに歩いていくと、峡谷の中に二重の虹がかかっていた。こんなにきれいな虹、生まれて初めて見たよ。普通虹って空にかかるものじゃない?その虹の向こうにまた景色が見えるなんて考えたこともしなかった。

昼にビザの関係で一足先にナミビアへと飛び立ったLを送り、午後はゆっくりと過ごす。近くに大きなバオバブの木があると聞き、自転車を借りて行ってみることにする。仕事柄、大きな木といわれると見たくなるんだよね。1km四方ほどのビクトリアフォールズの街は少し行くと何もない。道の両側にブッシュが広がり、そこからゾウが出てきてもおかしくないような雰囲気だ。ゾウくらいならいいけど、ハイエナとかは勘弁してほしい。自転車じゃ分が悪い。

原野の中を走る道を20分ほどこいで、保護区内にあるバオバブの巨木、通称”Bigtree”に到着。樹齢1,000-1,500年、幹回り18m、樹高23mの立派なバオバブだ。よく写真で見るようなマダガスカルにあるような幹がずんぐりむっくりしているバオバブとは少し種類が違うみたい。

ちょうど道の脇に生えているのだけど、この木の根が道を越えて反対側まで延びていて年々道の舗装が盛り上がってきているらしい。1000年を越えてまだ根が元気なのはすごいなあ。そんなBigtreeの前で記念撮影をするジンバブエンガールズ4人組。ジンバブエ第2の街、Burawayoからみんなで車で来たらしい。

ジンバブエンガールズの中でも一番陽気だったお姉ちゃん。Burawayoでは銀行で働いていて、今夜は1泊150ドル以上する街一番のホテル、ビクトリア・フォールズホテルに泊まっているとか。1泊30ドルの僕とは大違い・・・お金はあるところにあるんだね。”ジンバブエには石油もでないし鉱物資源もあまりない。だけど、この自然は我々の誇りなのよ。こうして来られて幸せだわ”最後に彼女が僕に伝えた言葉が心に残った。彼女たちは家が金持ちなのかもしれないけど、外国人だけじゃなくてジンバブエの人たちにとってもここの滝はみんな来てみたい場所なんだろうな。

街の中でしつこかった物売りはもちろんここにもいて、木彫りのカバやジンバブエドルを売りつけようとしてくる。駆け足で木を見て帰っていく観光客が多い中、夕暮れにぼーっと木を眺めている僕には、暇そうな彼らにとって絶好の暇つぶしの相手のようで何かと話しかけてくる。みな人なつっこい。

明日はナミビアに行くので、今日がジンバブエ最後の夕日だ。この三日間雲らしきものを一片も見ることがなかったな。

ジンバブエ最後の夜は昨日のクルーズで仲良くなったJとカフェでゆっくりごはんを食べる予定だったのだけど、カフェで隣に座っていたイタリア人7人組と意気投合。彼らの中にアニメおたくらしき日本好きが2人ほどいて、僕らの知らないアニメの話で盛り上がっていた。

そんな陽気なイタリアンの中でも飛び切りアニメが大好きなChiristian。サルディーニャ島から来た彼はアニメ好きが高じて自分が大好きな言葉を左腕に彫ってしまっていた。笑え、世界も一緒に笑うだろう。泣け、きっと一人ぼっちで泣くだろう。いい言葉だね。ここまでやると脱帽です。

これがどの作品の言葉なのかも、この言葉をタトゥーにする気持ちもわからないけど、日本を好きな人に会うとやっぱりうれしいね。でもChiristian、”これ、どういう意味?”って聞かれたときはびびったぞ。日本語の文字の形や音の響きを気に入ってくれたのはうれしいけど、自分の身体に彫る言葉なんだからせめて言葉の意味くらいは理解してからにしたほうがいいんじゃないか。

明日はジンバブエを離れてナミビア入りです。

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Written by shunsuke

2011年12月6日 @ 10:59 AM

コメント / トラックバック3件

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  1. タトゥーで思い出した話。
    あるお嬢さんが「見てみて!エレガントって漢字で書いてもらったのよ。」
    見ると『象』と書いてあったそうです。
    エレファント・・・

    というようなことじゃなくて良かったですね。w

    Herry

    2011年12月6日 at 12:34 PM

  2. > ヒロコさん
    時々意味のわからない漢字を彫っている人、いますよね。
    僕自身はタトゥーをいれることは考えたことがないので想像がつかないんですけど、
    意味などはさておき感覚的にこの形coolだぜ!と思って彫るんでしょうね。

    shunsuke

    2011年12月10日 at 11:33 AM

  3. […] DAY2: 100兆ドルを手に入れた DAY3: カバとアリゲーターと私 DAY4: Somewhere? No, here over the rainbow!! DAY5: ジンバブエからナミビアへ DAY6: 大草原の立派なホテル DAY7: […]


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