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DAY7: ビッグダディを登頂せよ!

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Naukluftで迎える朝、朝焼けの砂丘を見にいくため5時前に起床する。当初5:15出発と言っていたのに、準備が遅れて5:30出発となった。泊まっているホテルから赤い砂丘、SossuvleiがあるNaukluft国立公園の入り口までは60kmあって、その距離を車で向かう。当初は国立公園の中の赤い砂丘に朝日が当たる瞬間を見たかったのだけど、ドライバーのマイケルの出発が遅れたこともあって国立公園のゲートに到着した頃にはすでに日が昇りきっていた。

後から知ったのだけど、一部の宿泊客以外は国立公園内で寝泊りすることは許されていないらしく、朝日を見たい人は外に泊まり夜明けのゲートオープンに並ぶらしい。それを事前に調べておけばよかった。そう地団駄を踏みながらも公園の中に入ると、鹿に似た動物が走っていくのが視界に入った。たしかオリックスかスプリングボックス。両方とも何度も見かけたのだけど、結局最後までよく違いがわからなかった。

公園の中に入って20分ほど進むとようやく砂丘が見えてきた。赤い、赤いぞ!

チュニジア 、アルジェリアと砂漠は見てきたけど、ここの砂は段違いに赤い。人を魅了する赤だ。そんな砂丘を見ながらまっすぐ進む道に興奮して、逆立ちをしたくなった男二人。なんで逆立ちかは特に意味はないのだけれど、絶景が広がる中、道の真ん中で逆立ちするなんて贅沢じゃない。

さらに10分ほど行くと、今度はひときわきれいな砂丘が現れた。ここソススフレイの中でも一番有名なDune45と名付けられた砂丘。砂の尾根、そして横からの朝日がつくりだす陰陽、他の砂丘と比べてもはっと目を引く美しいさだ。

ここDune45は砂丘のてっぺんまで登っていく人も多い。青空の下赤い砂山を登る人たち。

ここに登ろうぜ!とマイケルに伝えるも、もっと登るにはいい砂丘があるとのことで国立公園の奥まで進んでいく。もうこれ以上車では薦めない場所まで来て、ようやく車を降りた。ソススフレイの一番奥、Big Daddyと呼ばれる砂丘が僕らが目指す場所だ。

ここから見るとすぐそこに砂丘のてっぺんがある気がするのだけど、いざ歩き出してみるとなかなかてっぺんは近づいてこない。歩き始めて20分、ようやく砂山の麓にたどりついた。これは、かなりでかい!これが全部砂でできているなんて信じられないような高さだ。

砂の上を歩くと、一歩一歩砂に足が埋まっていく。それが斜面だったら埋まっていくことに加えて上から砂が落ちてきて、3歩進んでも2歩分ずり落ちていく。それでも砂が硬そうな場所を選んで 一歩一歩足を薦めていく。誰の足跡もない砂の上を歩くのは気持ちがいいけれど、ずぶずぶと砂の中に足が埋まっていくので大変だ。誰かの足跡をたどるより3倍くらいエネルギーがいる。

そんな僕らをあざわらうかのように、砂の上をすいすいとまるで泳ぐように動き回るふんころがし。あまりに軽やかに移動するので、腹いせに砂をかけて落としてやった。大人気ないって?砂の上ではそのくらい体力を消耗していて、余裕がなかったんです。それにしてもこのふんころがしって不思議な生き物だ。砂山以外では姿をあまり見なかったのだけど、砂の上では彼らの姿しか見当たらない。

登り始めて1時間半ようやく頂上が近づいてきた。ここまで標高で180mくらい登ったのだけど、砂はどんどん赤くなり、空はどんどん青くなってきた。マイケルによるとアフリカ大陸土地が作り出している鉄分が多く含まれているので、こんなに赤い色なのだとか。たしかにこのあたりの砂はまるで砂鉄のように黒みを帯びている。

2時間ちょうどでようやく頂上に到着!ビッグダディという名だけあって、周りのどの砂丘と比べても高い!眼下にはこれまで登ってきた僕らの足跡と、その向こうに見えるDead vleiのある白い粘土質の土地が広がっていた。青と赤と白。シンプルがゆえに美しい。

そして後ろを振り返ると、この世のものとは思えない不思議な光景が広がっていた。まるで雪山のような白、どうやってあの白い色は生まれたのだろう。

登頂の喜びを表すべく飛んでみた。この絶景を独り占め、これはかなり気持ちいい!

DAY7 後半へ続く。

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Written by shunsuke

2011年12月19日 @ 5:55 AM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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コメント / トラックバック3件

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  1. しゅんさんの旅はいつも「そこに自分で立たないと分からないだろうなあ」と思わせる。
    すばらしい写真を楽しみつつ、きっと自分の目で見るのとは違うのだろうと。

    この、赤も自分の足で踏んで、太陽にさらされたら、きっと違うんだろうなあ。

    あの山の白は、石灰ですか?

    石川裕子

    2011年12月28日 at 2:31 PM

    • > ヒロコさん
      すっかり返事が遅くなってすみません。
      このナミブ砂漠のSossusvleiの光景はこれまで行ったどの場所とも違って特別なものでした。
      あの山の白色はガイドの話によると、石灰質の土砂がたまってできたものだそうです。
      砂漠の中の山の上に石灰質の土があるなんて不思議ですよね。

      shunsuke

      2012年1月14日 at 9:04 PM

  2. […] over the rainbow!! DAY5: ジンバブエからナミビアへ DAY6: 大草原の立派なホテル DAY7: ビッグダディを登頂せよ! DAY7: 赤と白と青の不思議な世界 DAY8: Deadvlei、再び DAY9: […]


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