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Archive for 1月 2012

ロライマ山で感じたこと

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今回の年末年始はゴールデンウィークに登れなかったギアナ高地のテーブルマウンテン、ロライマ山トレッキングでした。通常6日間のコースを5日間で手配して、アルゼンチン在住の友人と現地合流して登ったロライマ山。真っ青な空にそびえたつ岸壁、てっぺんで遭遇した奇妙な動植物たち、そして突風が吹きすさぶてっぺんから眺めた神々しい朝日。ロライマの話は書物や体験談で聞いていたものの、実際の体験は予想していたよりずっとずっと驚きと感動に満ち溢れていた。

そんなロライマトレッキングを通じて感じたことを箇条書きにして書いておきます。

・日本以外にある世界で一番大きな日本人街、ブラジルサンパウロのリベルタージは日本から来た人間にとっては色々な思いが交差する複雑な場所だった。通りにのぼりと鳥居が並び、銀行やマクドナルドも日本風の建物で統一されている通りに、店から流れてくる山本譲二の「みちのく一人旅」、そして日本的なよい部分を大切にしている二世の人たち。そんなリベルタージにも近年中国系や韓国系の移民が増え、中国で有名な涼茶「王老吉」のダンボールが転がっていたのが印象的だった。

・ブラジルはでかい。サンパウロからマナウスまで3000km近くあった。でかくて暑くて雨もたくさん降る。そして平地も多い。そりゃ植物がよく育つわけだ。

・ベネズエラ、ブラジル、ガイアナの三カ国にまたがるギアナ高地には、ガイアナで共通語とされる英語、ベネズエラ人の話すスペイン語、そしてブラジル人の話すポルトガル語と三つの言語が飛び交っていた。隣の仏領ギアナでは肌の色も文化背景もほとんどガイアナと変わらない人たちがフランス語を話している。言語による文化支配ってこういうことなんだろう。

・テーブルマウンテントレッキングの費用は、6日間ガイド食糧、ポーター付で国立公園入場料込み400USD程度。ネパールやキリマンジャロなど他の有名なトレッキングと比べると破格の値段だ。今はベネズエラが石油で潤っていて観光にやる気を出していないけれど、今後ギアナ高地までの空路が整備されたりすると世界中からトレッカーが訪れるだろう。それくらい世界の他のどこにもないすばらしい魅力が詰まった場所だと思う。

・アジアに比べると南米はなんて贅沢な土地の使い方をしているのだろう。ベネズエラも例外でなく国民の8割が都市に住み、農地や林地にできそうな土地の多くは手がつけられていない。いつか機会をつくって南米の農林業にかかわりたい。

・ベネズエラでは新年に誰も仕事をしない。ロライマトレッキングのベースとなる街、サンタエレーナ・デ・ウアイレンを出発するバスは12月31日から1月3日まで運転手が休みのため動かず、1月1日にはカラカスのマクドナルドやサブウェイも閉まっていた。まるで中華圏の旧正月、油断していました。

Written by shunsuke

2012年1月19日 at 1:44 AM

カテゴリー: 2011/12 Roraima Trek

2011年の振り返りと2012年の抱負

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新年明けましておめでとうございます。

もう1月も半月を過ぎてしまいましたが、年の始めということで昨年の振り返りと今年の抱負を記しておきたいと思います。

■2011年の振り返り(2011年の抱負

1. 10年後、20年後の自分の理想に近づけるような一年にする。

採点:65点。自分がライフワークとしていく分野で、僕自身がこれで生きていくとの覚悟が定まった一年だった。会社の枠だけでなく個人の活動も含めて可能性が見えてきて、それなりに外に出て結果を残すことができたのは大きな収穫だった。去年の今頃はグラグラ揺れていた足元も少しは固まったかな。仕事で満足した結果はまだ出せていないのでそこは今年の課題です。

2. 体重をベスト体重に戻す。

採点:80点!ベストまでいかないまでも73kgから67kgと6kg落とすことに成功。定期的に運動したこともさることながら、魚と野菜を多めにとってあまりお酒を飲まないように食生活を気をつけたことも効果あった気がする。6kgも減るとさすがに体が軽い。今年も油断して増えることがないように定期的な運動と飲みすぎないことを心がけていきたいです。

3. フルマラソンもしくは6,000m級の山に登る。

採点:85点!8月からトレーニングを始めて11月につくばマラソンを無事に完走。とはいえ、3分の1は歩いて5時間以上かけてのゴールインなので完走とは言えないなあ。ともあれ走ることを通じて新しい出会いがあったり、これまで感じたことのなかったような走る楽しさを知ることができたのはうれしかった。50歳、60歳になっても運動できるコンディションでいられるよう長い目で身体のケアをしていきたい。

昨年は掲げた目標が低かったこともあり、それなりに達成することができた。これを踏まえて、2012年の抱負を。

■2012年の抱負

1. 仕事で目に見える結果を残す

社会人になって今年で丸6年。そろそろ若手と言っていられない年になってきた。具体的には2年前に自分の頭の中で描き始めたものを、新しい事業として形にしたい。今年中に何とかメドをつける。

2. 3時間台でフルマラソン完走

去年つくばマラソンを走ったものの、足が動かないのが本当に悔しかった。わかり始めた走ることの楽しさを今年も感じながら、今年の年末までにはみっちりトレーニングして、サブスリー達成を目指したい。運動していれば体重もコントロールできる。

3. 言語を鍛えなおす

最近、英語の文章を読む回数が減っている。中国でも以前と比べるとなかなか適切な表現ができていなかったり悔しい思いをした。スペイン語は・・・さらに悲惨な状態。日本以外の国を対象として仕事しているものの、ドメスティックな組織にいる以上、仕事の基本言語は日本語になってしまう。日常生活そして仕事の中に意識して他言語を取り入れて、もう一度しっかり言語の回路をメンテナンスしていきたい。

考えてみたら今年で34歳。来年は四捨五入したら40歳になっちゃうんだ。ひょえー!って感じ。もうオジサン・・・だね。たとえオジサンと言われようと、これからも尽きることない好奇心とたゆまぬ向上心だけは持ち続けていきたい。それだけが自分のとりえだと思うから。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

Written by shunsuke

2012年1月15日 at 6:57 PM

南部アフリカ旅行Index

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■日程: 2011年9月16日~26日

■旅程
9/16 TG677 成田 (NRT) 1655 バンコク (BKK) 2125
9/17 TG703 バンコク (BKK) 0115 ヨハネスブルグ (JNB) 0730
BA6285 ヨハネスブルグ (JNB) 1125 ビクトリアフォールズ (VFA) 1305
9/18 ビクトリアフォールズ
9/19 ビクトリアフォールズ
9/20 BA6282 ビクトリアフォールズ (VFA) 1355 ヨハネスブルグ (JNB) 1535
SA078 ヨハネスブルグ (JNB) 1820 ウィントフック (WDH) 2020
9/21 ウィントフック → Naukluft National Park
9/22 Naukluft
9/23 Naukluft → ウィントフック
9/24 SA073 ウィントフック (WDH) 0715 ヨハネスブルグ (JNB) 0900
TG0704 ヨハネスブルグ (JNB) 1340 バンコク (BKK) 0555 (+1day)
9/25 TG0640 バンコク (BKK) 2210 成田(NRT) 0640 (+1day)

■日記
DAY1: いつもながら職場を抜け出す
DAY2: 100兆ドルを手に入れた
DAY3: カバとアリゲーターと私
DAY4: Somewhere? No, here over the rainbow!!
DAY5: ジンバブエからナミビアへ
DAY6: 大草原の立派なホテル
DAY7: ビッグダディを登頂せよ!
DAY7: 赤と白と青の不思議な世界
DAY8: Deadvlei、再び
DAY9: 言葉と態度からにじみ出る品の良さ
DAY10: 11年ぶりのママズ・ゲストハウス訪問

ジンバブエとナミビアで感じたこと

Written by shunsuke

2012年1月15日 at 6:24 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

DAY10: 11年ぶりのママズ・ゲストハウス訪問

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バンコクには朝7時に到着。トランジットの時間が半日ほどあったので、久しぶりにカオサン・ロードに行ってみることにした。

僕は2000年から2001年にかけて大学を1年半休学していたのだけど、その最初の半年ほどはずっと旅行をしていたことがある。その時、このカオサンに一ヶ月くらいいたことがあった。今から振り返ってみると何とももったいない時間の使い方をしていたのだけど、当時は安宿に泊まってギターを練習する退廃気味の日々が楽しかったことを覚えている。

久しぶりに降りたバンコクのスワンナプーム空港には地下鉄がつながっていた。時の流れを感じるなあ。アナウンスも英語、タイ語、日本語が完備でびっくらこいた。

地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、空港から1時間ほどでカオサン・ロードに到着。まだ朝の早い時間だから人も露店も少ないけれど、このゴチャゴチャ感11年経ってもまったく変わっていない。 11年前はマクドナルドはなかった気がする。

せっかくなのでここまで来たら当時一ヶ月滞在したゲストハウスに行ってみることにした。カオサンの真ん中くらいを少し北に入った所にあるMama”s Guesthouse。当時一泊50バーツ(200円以下)との破格の値段だったのを覚えている。入れ替わりの速いであろう場所なので、10年経ってもまだあるかどうか不安な気持ち半分で路地を曲がっていくと、同じゲストハウスが立っていた。

懐かしさに門をくぐってみると、11年前も働いていたママがまだ店を切り盛りしていた。そして向こうも僕のことを覚えていてくれたのにはびっくり!店の前にはバーのようなスペースができていたけど、当時もお世辞にも新しくなかった宿がほとんど変わらずに存在していたのがうれしかった。

中に入らせてもらうと、ほとんど中も変わっていない。狭い階段にベニヤ板を貼り付けたような壁、そして所狭しと干されている従業員の洗濯物。11年の歳月だけ古くはなっているけど、ずいぶん遠くに行っていた記憶の断片が思い出されてくる。今思うとよく1ヶ月も泊まっていたなあ。20代前半で体力と時間があったからこそできたんだな。1泊50バーツだったドミトリーが80バーツに値上がりしていたけど、11年で30バーツしか値段が上がっていないのはすごいと思う。

ゲストハウスの周りを歩いてみると、 よく訪れた屋台のごはん屋さんとかシェークのお店とかがまだ健在だった。タイ風のあんかけやきそばとパパイヤシェークを頼んで、70バーツ。11年前はこれで30バーツだった。宿より食料品のインフレ幅のほうが大きい感じかな。味が変わらないのはうれしいね。

食後は近くにあるマッサージに行ってみる。欧米人を中心にバーで昼間からラグビーワールドカップで盛り上がる横で、おみやげ屋や雑貨屋、マッサージ屋が立ち並ぶ。当時はワクワクした覚えがあるこの熱気も、なんだか今となるとああ、みんな若いなとしか感じないようになってきた。年相応になったということなんだろうね。

最後に空港に向かう僕をゲストハウスのママが送ってくれた。思いがけずに覚えていてくれてありがとう。また機会があったら来るよ。

Written by shunsuke

2012年1月15日 at 5:35 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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