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Archive for the ‘2011/09 Southern Africa’ Category

南部アフリカ旅行Index

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■日程: 2011年9月16日~26日

■旅程
9/16 TG677 成田 (NRT) 1655 バンコク (BKK) 2125
9/17 TG703 バンコク (BKK) 0115 ヨハネスブルグ (JNB) 0730
BA6285 ヨハネスブルグ (JNB) 1125 ビクトリアフォールズ (VFA) 1305
9/18 ビクトリアフォールズ
9/19 ビクトリアフォールズ
9/20 BA6282 ビクトリアフォールズ (VFA) 1355 ヨハネスブルグ (JNB) 1535
SA078 ヨハネスブルグ (JNB) 1820 ウィントフック (WDH) 2020
9/21 ウィントフック → Naukluft National Park
9/22 Naukluft
9/23 Naukluft → ウィントフック
9/24 SA073 ウィントフック (WDH) 0715 ヨハネスブルグ (JNB) 0900
TG0704 ヨハネスブルグ (JNB) 1340 バンコク (BKK) 0555 (+1day)
9/25 TG0640 バンコク (BKK) 2210 成田(NRT) 0640 (+1day)

■日記
DAY1: いつもながら職場を抜け出す
DAY2: 100兆ドルを手に入れた
DAY3: カバとアリゲーターと私
DAY4: Somewhere? No, here over the rainbow!!
DAY5: ジンバブエからナミビアへ
DAY6: 大草原の立派なホテル
DAY7: ビッグダディを登頂せよ!
DAY7: 赤と白と青の不思議な世界
DAY8: Deadvlei、再び
DAY9: 言葉と態度からにじみ出る品の良さ
DAY10: 11年ぶりのママズ・ゲストハウス訪問

ジンバブエとナミビアで感じたこと

Written by shunsuke

2012年1月15日 at 6:24 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

DAY10: 11年ぶりのママズ・ゲストハウス訪問

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バンコクには朝7時に到着。トランジットの時間が半日ほどあったので、久しぶりにカオサン・ロードに行ってみることにした。

僕は2000年から2001年にかけて大学を1年半休学していたのだけど、その最初の半年ほどはずっと旅行をしていたことがある。その時、このカオサンに一ヶ月くらいいたことがあった。今から振り返ってみると何とももったいない時間の使い方をしていたのだけど、当時は安宿に泊まってギターを練習する退廃気味の日々が楽しかったことを覚えている。

久しぶりに降りたバンコクのスワンナプーム空港には地下鉄がつながっていた。時の流れを感じるなあ。アナウンスも英語、タイ語、日本語が完備でびっくらこいた。

地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、空港から1時間ほどでカオサン・ロードに到着。まだ朝の早い時間だから人も露店も少ないけれど、このゴチャゴチャ感11年経ってもまったく変わっていない。 11年前はマクドナルドはなかった気がする。

せっかくなのでここまで来たら当時一ヶ月滞在したゲストハウスに行ってみることにした。カオサンの真ん中くらいを少し北に入った所にあるMama”s Guesthouse。当時一泊50バーツ(200円以下)との破格の値段だったのを覚えている。入れ替わりの速いであろう場所なので、10年経ってもまだあるかどうか不安な気持ち半分で路地を曲がっていくと、同じゲストハウスが立っていた。

懐かしさに門をくぐってみると、11年前も働いていたママがまだ店を切り盛りしていた。そして向こうも僕のことを覚えていてくれたのにはびっくり!店の前にはバーのようなスペースができていたけど、当時もお世辞にも新しくなかった宿がほとんど変わらずに存在していたのがうれしかった。

中に入らせてもらうと、ほとんど中も変わっていない。狭い階段にベニヤ板を貼り付けたような壁、そして所狭しと干されている従業員の洗濯物。11年の歳月だけ古くはなっているけど、ずいぶん遠くに行っていた記憶の断片が思い出されてくる。今思うとよく1ヶ月も泊まっていたなあ。20代前半で体力と時間があったからこそできたんだな。1泊50バーツだったドミトリーが80バーツに値上がりしていたけど、11年で30バーツしか値段が上がっていないのはすごいと思う。

ゲストハウスの周りを歩いてみると、 よく訪れた屋台のごはん屋さんとかシェークのお店とかがまだ健在だった。タイ風のあんかけやきそばとパパイヤシェークを頼んで、70バーツ。11年前はこれで30バーツだった。宿より食料品のインフレ幅のほうが大きい感じかな。味が変わらないのはうれしいね。

食後は近くにあるマッサージに行ってみる。欧米人を中心にバーで昼間からラグビーワールドカップで盛り上がる横で、おみやげ屋や雑貨屋、マッサージ屋が立ち並ぶ。当時はワクワクした覚えがあるこの熱気も、なんだか今となるとああ、みんな若いなとしか感じないようになってきた。年相応になったということなんだろうね。

最後に空港に向かう僕をゲストハウスのママが送ってくれた。思いがけずに覚えていてくれてありがとう。また機会があったら来るよ。

Written by shunsuke

2012年1月15日 at 5:35 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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DAY9: 言葉と態度からにじみ出る品の良さ

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アフリカを離れる朝、7時台の飛行機に乗るため4:15に起床する。5時に来るように事前にタクシーを呼んでおいたのだけど、しっかり時間通りにやってきてスムーズに空港へ向かうことができた。ちらっと旅行に来たくらいではわからないけれど、今回の旅行を通じてツアーや車の手配でいラッとすることがまったくなかった。アフリカ南部の英語圏は欧米のツーリストが多いこともあるだろうけど、観光業に限ればそれだけしっかりマネジメントされているんだろうな。

最後の日も雲ひとつない快晴の青空。チェックインで1時間くらいかかったけど無事にナミビアを出発してヨハネスブルクに向かう。

ヨハネスブルクでシンガポール経由で帰るLと別れ、僕はバンコクへ向かう。世界一危険な街、ヨハネスブルクは空港を降りずに終わったけど、仕事でも深いかかわりがある国なのでまた来ることもあるだろうな。空港でワールドカップ時に注目されたブブセラといまだにシンボルとなっているマンデラさんが印象に残った。

バンコクへ向かう機内で隣に上品そうな白人の老夫婦が座っていたのでゆっくり話をすると、退職記念に40年ぶりにタイを訪れる途中だった。新婚だった今から40年前に船でタイ、香港、日本へ訪れたという。その時に訪れた国々の風景や人々との思い出を、特に京都の寺と山の独特な美しさを今見てきた景色かのように語ってくれたのがうれしかった。何十年経っても色あせないそんな思い出を持っていられるのって、素敵だな。

二人と話していて強く感じたのが話す英語の丁寧さ。乗務員に対しても目を見て”Thank you”と一言ひとこと心を込めて伝えていたのが印象的だった。ずっと工務店で働いてきた旦那さんと中学の先生をしていた奥さん、特にお金をたくさん持っているわけでもとびきりの教育を受けたわけでもない。だけど、二人の態度や言葉からにじみ出てくる品の良さって、心に残るもんなんだね。きっと多くの出会う人たちにさわやかな印象を残していくんだろうな。僕はとても短気で、急いでいる時やイライラしている時、すぐに語気が荒くなってしまう。すぐにはなれないと思うけど、この二人のように相手を気遣う余裕を持てるようになりたい。

今回久しぶりにタイ航空に乗ったけど、ごはんはやはりおいしい。特に南国だけあってフルーツが充実していて心地よいフライトだった。

Written by shunsuke

2011年12月23日 at 4:29 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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DAY8: Deadvlei、再び

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午前4時30分、再びDeadvleiを見にいくべく昨日よりも30分早く起き、一路60km離れた国立公園の入口に向かう。今日も快晴、絶好の天気だけどなかなかゲートが開かない・・・車を借りてテントを持ち込めば国立公園の中で寝泊りできるらしい。そうするしかないのかな。

日の出のちょっと前にゲートが開き、一目散でDeadvleiを目指す。昨日と全く同じ道のりなので、風景の姿かたちは変わらないのだけど、時間が早い分朝日を浴びた砂の色が違う。じっと見ていると引き込まれていきそうな赤色だ。

何とか太陽が高く昇りきる前にDeadvleiに到着。今日は無風だった昨日とは異なりかなり風が強く雲も多い。強い風で砂が舞い上がっているのがよくわかる。Big Daddyに登るのが今日でなくてよかった。

Deadvleiに向かう先客の二人組。砂の壁に向かって手をつないで歩いていく後姿が素敵。とても絵になった。

肝心のDeadvleiはというと、太陽が高くなりすぎていて、赤い砂の斜面だけでなく白い粘土質のところにもすっかり日が当たっていてしまっていた。水蒸気が蒸発していく明け方の一瞬しか、National Geographicに出ていたような景色は見られないんだね。残念。

それでも強い風で白い砂が舞っていて、またそれはそれで白黒の不思議な光景を見ることができた。風が強く吹いたり、太陽の傾きが違ったり少しでも自然条件が違うだけでまったく異なる表情を見せる。当たり前のことだけど、一秒たりともまったく同じ景色はない。大自然の不思議だ。1万円払って早起きしてきてよかったな。

風に乗って砂が飛んでくる中レンズを守り、30分ほど最後のSossusvlei を見納めて帰路に着く。いつかまたこの場所に来ることがあったら、次は必ず国立公園の中に泊まって太陽が出る前にこの場所にやってきたい。

この日は午後にウィントフックまで戻るのでまた2時間ほどかけて宿に引き返し、荷物をまとめてNaulkuftを出発する。出発間際、昨日遅くまで飲んだマルコが見送ってくれた。一応これは”ヘビーローテーション”の振り付けのつもりらしい。” I want you”のところね。

極度に乾燥した場所でかなり動き回ったから疲れていたらしく、 ウィントフックまでの道はほとんど寝ていた。国立公園の中に入る仕組み、行きたい場所、見たい景色もよくわかっていなかったり手際が悪かったけれど、想像を超えた自然の光景に圧倒されっぱなしのナミビアだった。

Written by shunsuke

2011年12月22日 at 1:04 AM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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DAY7: 赤と白と青の不思議な世界

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Bigdaddyを登頂したあとは、250mある砂丘を一気に駆け下りる。250mもあるので砂丘というより砂の山だ。安部公房ではないけれど、この景色の中にいると自分が砂に埋もれて砂と同化していくような気持ちにをかき立てられる。なかなか砂山を降りずにはしゃぐL、とっても楽しそう。

この砂山、降りてみると砂が動く時にまるで猛獣が叫んでいるかのような、風が吹き荒れるような音が聞こえてきてびっくり!強烈な日差しで熱せられた表面の砂が移動して中の冷たい砂と交じり合うときに音が発生していると思うのだけど、とても不思議。とにかくものすごい自然だ。

砂丘を下まで降りると、白い大地に枯れた木が何本も立っている場所に着いた。ここはDeadvleiと呼ばれる場所で、雨が大量に降った時に流れ出た粘土質の土が低地に集まり、それが極度の乾燥条件の下で白く硬く固まっている。そこに何十年、中には数百年前に枯れたアカシアの木が立っているのだけれど、枯れても地面が硬いため倒れず、極度の乾燥条件のため腐ることなく立ち尽くしている。

この光景を見て僕は一枚の写真を思い出した。11年の3月くらいにNational Geographicに出ていた一枚の写真、この絵画のような写真が撮られた場所だ。

朝日が斜面だけに当たる時間に来ればこんな光景が見られるのか。Bigdaddyに登った後で、正午を回りすっかり高くなってしまった状況からは信じられないような光景を思い出し、明日の朝にもう一回来ようかなと思い始めた。とりあえず今日はおなかもぺこぺこなのでSossusvleiを後にして宿に戻る。この赤と白と青の不思議な世界にしばしおさらば。きっと明日また来るよ!

宿に戻る道の途中、ダチョウも現れた。砂漠って砂ばかりで生物もいない印象だったけれど、オリックスやスプリングボックスをはじめ、大きな動物もこの過酷な環境で生きているんだなあ。ドライバー兼ガイドのマイケルによると、肉食獣がいないらしいので草食動物にはこれでも過ごしやすい環境なのかもしれない。

宿に戻ると真っ白なテーブルクロスが敷かれたテーブルにランチが用意されていた。砂丘に半日いて細胞膜の中から水分が失われてしまったようなカラカラの身体にフレッシュジュースとごはんがしみわたる。こういう時、豪華ツアーって楽でいい。

昼ごはんを食べていると、食堂の前にリスのような小動物が現れた。ここで人に慣れているらしく、平気で近づいてくる。ひょこっと立ち上がった時の仕草が愛くるしい。

夕方は別のドライバーに夕日ポイントまで連れて行ってもらい、ゆっくりと過ごす。名前を忘れてしまったのが残念なのだけど、適当だった午前中のマイケルと違い知識も豊富で態度も紳士的、すばらしいガイドだった。

結局この日もほとんど雲を見ることなくサンセットを迎えた。砂漠の砂煙のせいか、丸い太陽の形がくっきりと見えたまま沈んでいく。

夜はツアー参加者の三人でご飯を食べているところに宿で働くドイツ系のナミビア人、マルコも混じり遅くまで盛り上がる。大学を出てから数ヶ月この宿でガイドとして働き、その他の時間は南アフリカでDJをしたりしているマルコ、かなりの日本好きでAKB48の振り付けも知っていたのにはびっくりだった(単なるオタクか?)。そんなマルコと話しながら、明日もう一回Sossusvleiに行くことを決定。今度は寝坊も寄り道もせずにまっすぐDeadvleiに向かい、斜面に朝日が当たる瞬間をこの目で見るぞ。

Written by shunsuke

2011年12月20日 at 11:42 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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DAY7: ビッグダディを登頂せよ!

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Naukluftで迎える朝、朝焼けの砂丘を見にいくため5時前に起床する。当初5:15出発と言っていたのに、準備が遅れて5:30出発となった。泊まっているホテルから赤い砂丘、SossuvleiがあるNaukluft国立公園の入り口までは60kmあって、その距離を車で向かう。当初は国立公園の中の赤い砂丘に朝日が当たる瞬間を見たかったのだけど、ドライバーのマイケルの出発が遅れたこともあって国立公園のゲートに到着した頃にはすでに日が昇りきっていた。

後から知ったのだけど、一部の宿泊客以外は国立公園内で寝泊りすることは許されていないらしく、朝日を見たい人は外に泊まり夜明けのゲートオープンに並ぶらしい。それを事前に調べておけばよかった。そう地団駄を踏みながらも公園の中に入ると、鹿に似た動物が走っていくのが視界に入った。たしかオリックスかスプリングボックス。両方とも何度も見かけたのだけど、結局最後までよく違いがわからなかった。

公園の中に入って20分ほど進むとようやく砂丘が見えてきた。赤い、赤いぞ!

チュニジア 、アルジェリアと砂漠は見てきたけど、ここの砂は段違いに赤い。人を魅了する赤だ。そんな砂丘を見ながらまっすぐ進む道に興奮して、逆立ちをしたくなった男二人。なんで逆立ちかは特に意味はないのだけれど、絶景が広がる中、道の真ん中で逆立ちするなんて贅沢じゃない。

さらに10分ほど行くと、今度はひときわきれいな砂丘が現れた。ここソススフレイの中でも一番有名なDune45と名付けられた砂丘。砂の尾根、そして横からの朝日がつくりだす陰陽、他の砂丘と比べてもはっと目を引く美しいさだ。

ここDune45は砂丘のてっぺんまで登っていく人も多い。青空の下赤い砂山を登る人たち。

ここに登ろうぜ!とマイケルに伝えるも、もっと登るにはいい砂丘があるとのことで国立公園の奥まで進んでいく。もうこれ以上車では薦めない場所まで来て、ようやく車を降りた。ソススフレイの一番奥、Big Daddyと呼ばれる砂丘が僕らが目指す場所だ。

ここから見るとすぐそこに砂丘のてっぺんがある気がするのだけど、いざ歩き出してみるとなかなかてっぺんは近づいてこない。歩き始めて20分、ようやく砂山の麓にたどりついた。これは、かなりでかい!これが全部砂でできているなんて信じられないような高さだ。

砂の上を歩くと、一歩一歩砂に足が埋まっていく。それが斜面だったら埋まっていくことに加えて上から砂が落ちてきて、3歩進んでも2歩分ずり落ちていく。それでも砂が硬そうな場所を選んで 一歩一歩足を薦めていく。誰の足跡もない砂の上を歩くのは気持ちがいいけれど、ずぶずぶと砂の中に足が埋まっていくので大変だ。誰かの足跡をたどるより3倍くらいエネルギーがいる。

そんな僕らをあざわらうかのように、砂の上をすいすいとまるで泳ぐように動き回るふんころがし。あまりに軽やかに移動するので、腹いせに砂をかけて落としてやった。大人気ないって?砂の上ではそのくらい体力を消耗していて、余裕がなかったんです。それにしてもこのふんころがしって不思議な生き物だ。砂山以外では姿をあまり見なかったのだけど、砂の上では彼らの姿しか見当たらない。

登り始めて1時間半ようやく頂上が近づいてきた。ここまで標高で180mくらい登ったのだけど、砂はどんどん赤くなり、空はどんどん青くなってきた。マイケルによるとアフリカ大陸土地が作り出している鉄分が多く含まれているので、こんなに赤い色なのだとか。たしかにこのあたりの砂はまるで砂鉄のように黒みを帯びている。

2時間ちょうどでようやく頂上に到着!ビッグダディという名だけあって、周りのどの砂丘と比べても高い!眼下にはこれまで登ってきた僕らの足跡と、その向こうに見えるDead vleiのある白い粘土質の土地が広がっていた。青と赤と白。シンプルがゆえに美しい。

そして後ろを振り返ると、この世のものとは思えない不思議な光景が広がっていた。まるで雪山のような白、どうやってあの白い色は生まれたのだろう。

登頂の喜びを表すべく飛んでみた。この絶景を独り占め、これはかなり気持ちいい!

DAY7 後半へ続く。

Written by shunsuke

2011年12月19日 at 5:55 AM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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DAY6: 大草原の立派なホテル

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ナミビアで迎える最初の朝、首都のウィントフックも他のアフリカの都市同様、高地にあり朝方は息が白くなるほど冷え込んでいた。昨夜は暗くなってから到着したのでよくわからなかったけど、宿を一歩出ると道にはジャカランダが鮮やかな色をつけている。昨年のタンザニアでもきれいだったジャカランダ、ナミビアでも今は春真っ盛りの季節なんだね。

ナミビアでの最大の目的は赤い砂漠を見にいくこと。きっかけは、去年一緒にキリマンジャロに登ったスイス人Markusの一言だった。「今まで見た光景の中で一番fantasticだったとこと言えば、間違いなく僕はナミビアの赤い砂丘を挙げるよ」そんな言葉に乗せられてここまできてしまった僕ら。fantasticな赤い砂丘はここウィントフックから250kmほど南に行ったところのNaulkuft国立公園の中にある。

人口密度2人/km2のナミビアにはほとんど公共交通機関はないので、レンタカーを借りて自分で運転するか、ツアーに申し込むしかない。2泊3日で3,100N$(ナミビアドル、3万円くらい)のキャンプツアーが曜日限定での開催でタイミングが合わなかったので、僕とLは2泊3日で5,500N$(5万円ちょっと)の豪華ツアーしか選択肢がなかった。宿泊した老舗のゲストハウス、Cardboardboxの中にナミブ砂漠へのツアーも取り扱っているオフィスもあって、そこで事前にツアーを申しこんでおいた。

日程が限られているので仕方ない。ナミブ砂漠のキャンプツアーが週に1,2回しか開催されていないので、これに参加することを最優先に日程を組めばよかった。

午後出発のツアーまでの時間、せっかくなのでウィントフックの街を歩いてみる。街は首都だけあってきれいに整備されていて、昼間だったら問題なく歩くことができる。抜けるような青空をバックに白い建物と椰子の木が並び、開放的な気分になる。

こんな街の中心のオフィス街のカフェでランチ。メニューを見ると、チキン、ビーフと見慣れた言葉以外に、オリックスとかスプリングボックスとか何だか野性味にあふれた名前が並んでいる。食に関しては保守的な僕、無難にビーフステーキを頼むと大量のポテトと一緒に固い肉が出てきた。食べるのにも一苦労。

ツアーがスタートする13時ちょっと前に宿に戻り、いよいよ2泊3日の豪華ツアーがスタート。宿で迎えの車を待っていると、10人乗りくらいのマイクロバスがやってきて僕らをピックアップしていった。2泊3日5万円のツアーに参加する客はなかなかいないらしく、メンバーは僕とL、そしてアンゴラで働く日本人の計3名。

人口200万人のナミビア、一歩街を出るとそこはほとんど人の気配がしない世界が待っている。空港までの道は舗装されていたけど、そこを過ぎれば道も砂利道に変わり、道の両側にはどこまでもブッシュが広がっていた。

基本的にバスなどの公共交通機関はほとんどないので、旅行者もレンタカーで旅をする人が多い。そんな人たちのために30kmおきくらいの感覚でキャンプサイトが整備されていた。これにはびっくり。さすが元々ドイツ人が治めていた国だけある。

丘を越え、川を越えて3時間ほど未舗装の道を走ると、あたり一帯を見渡せる丘の上に着いた。これまでは高原地帯だったけど、ここから先は大西洋に向かってずっと平地が続いているらしい。そしてこの先に砂漠が広がっている。

出発してから4時間ほどで、今日と明日2晩泊まる宿にたどりついた。ブッシュと岩山の中にたたずむホテル。自然の中に溶け込んだデザインだ。

原野にあるからと侮ってはならない。冷暖房完備、プールまでついているリゾートホテルだった。車から降りてまず出てきたのはアプリコットのウェルカムドリンク。からからの大地を走ってきた僕たちにはとてもうれしい出迎えだった。

部屋に入ってみると、予想もしなかったふかふかベッドの立派な部屋。さすが3日5万円のツアーだけある。16組客が来ていたのだけど、僕ら以外はすべて白人の年配の方々だった。泊まっている方々の階層がはっきり分かれているのがとっても象徴的。

夕暮れまでの時間、周りをゆっくり散策する。なんとホテルの目の前のブッシュには9ホールのゴルフ場まであった。この遊び心がいいなあ。

夕日を眺めにホテルの前にある丘に向かう。宿の主人に丘の上から夕日が見たいと告げると、宿の犬が僕らを先導してくれた。

大きな岩だらけの丘を10分ほど登り、丘のてっぺんに到着した。てっぺんから見ると見渡す限りの平原、ところどころにポコポコ存在する岩山、そんな不思議な光景が広がっていた。

ゆっくりと沈んでいく夕日を眺める。人がいないってことは、何千年、何万年もまったく変わらない夕暮れの姿なんだよなあ。何万年も繰り返されてきた歴史の中に、自分という存在がいることだけでこの世に生を受けたことをありがたく感じる。こんな手付かずの自然に触れるたびに、僕はいつもそう感じる。生き物としての原点を忘れないように、その感覚を大切にして生きていくために、それが僕が旅をする原点なのかもしれない。夕日を眺めながらそんなことを考えた。

Written by shunsuke

2011年12月14日 at 11:11 PM

カテゴリー: 2011/09 Southern Africa

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