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Archive for 8月 2006

名古屋といえば喫茶店

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名古屋に来て一月、最近喫茶店モーニングにはまってる。正確に言うと名古屋じゃないけど、隣町の春日井だけど、名古屋と言わせて。

名古屋には喫茶店が多い。カフェじゃない。喫茶店なのだ。なんと愛知県だけで12,682軒もあるという。日本全国の94,253軒からみると13.5%にあたる(日本喫茶店物語を参照)ちなみに2006年4月の時点で愛知県の人口728万人、日本の人口が1億2772万、日本における愛知の人口比は5.7%。人口一人当たりでいうと、日本の平均値の2.4倍喫茶店があることになる。

それだけ多いと、サービス競争が発生する。その結果、生まれたのがコーヒーだけ頼めば、フードがついてくるモーニングサービス。

休日の朝、早起きして歩いて喫茶店まで行き、コーヒーをすすりながらゆっくり本を読む。一口飲んで、パンをひとかじり。それだけで幸せと思っていたら、もっとすごいモーニングがあるらしい。コーヒーに味噌汁と茶碗蒸し、トーストが一緒に出てくるモーニング懐石並みのモーニングとうとうインド料理店もモーニング。ここまでくると、もう喫茶店なんだかわからなくなってくる。

さらに調べてみるとまだまだとんでもない喫茶店が出てきた。回転する喫茶店金箔てんこもりコーヒートランポリンのある喫茶店。トランポリン喫茶マスターの言葉「本当はトランポリン場をやりたかったんだてぇ。貸倉庫とかを探しとったんだけど、なかなかなくてよぉ、結局は自分で建ててまったわ。運動した後にゆったりと身体を休める喫茶スペースもあるでよ」

あっトランポリン喫茶、春日井にある・・・今度行ってみよう。

Written by shunsuke

2006年8月27日 at 11:09 PM

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中東を覆う絶望感

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イスラエルとヒズボーラの戦闘が続いている。

つい5ヶ月ほど前、イスラエルとレバノンに行った。

レバノンのローマ遺跡、バールベックで買ったTシャツが、後で気がついたらヒズボーラのTシャツだった。
僕はヒズボーラに資金提供をしたということか?
そのバールベックもヒズボーラの基地があり爆撃を受けたという。
「神々の楽園」も爆撃されているのかもしれない。
あの街で、半額に値切った僕を不快に思うことなくガイドしてくれたアブドラは無事だろうか?

「イスラエルのやつらなんてこの世から消えてしまえばいい。俺はいつでもヒズボーラに入ってあいつらを撃ち殺すぜ!」
レバノンから一緒にシリアのホムスへと国境を越え、愉快な一夜を過ごしたレバノン人の大学生はそう言った。

イスラエル国民のほとんどは自分たちは正しいと思っているだろう。
彼らの価値感を極端に言えば、ユダヤ人でなければ人間ではない、ということ。
そして、彼らを今の行動に駆り立てているのは、もうアラブとは共存できないというあきらめ感。
「同じ人間だろ」と言ってもムダ、同じ人間とは思っていないから。
「仲良くやろうぜ」と言ってもムダ、誰も仲良くできると思っていないから。

アラブとイスラエルは半世紀以上の間ずっと戦闘状態にあり、血で血を塗る歴史を繰り返してきた。
イスラエルにとっては、自分の国は自分で守らないと滅ぼされてしまうという危機感の上に国家が存在している。

それでもこんなに相容れなさそうな両者は、半世紀の間互いに何度も「仲良くやろう」と努力を続けてきた。
だが、そのたびに悲劇的な状況が発生していった。
せっかく、ゴール近くまで来たのに、また振り出しに戻る。
いや、スタート地点よりももっと手前に戻らされる。

一番、ゴール付近まで来たのが、1995年のラビンの時だった。
「殺し合いをしないとしたら、じゃあおれたちどうしたらいいんだよ。誰か教えてくれ!」
「ラビンが殺されていなかったら、少なくとも今のようなあきらめ感に支配されるような状況ではなかった」
イスラエルの友人はそうもらしていた。
「ラビン、ごめんなさい」
今でも訪れる人が絶えない暗殺現場の壁には、そう大きく書かれていた。
ラビンがいたら・・・こうなった今、改めてそう思う。

「もう疲れたよ。俺たちのこと放っておいてくれよ」
イスラエルの友人がぼそっとこぼした、この言葉がホンネなのだろう。

すでにアラブとイスラエルが共存するのは不可能になった。
そんな気がしている。
なんとも悲しいことだ。

もし、この地に平穏が訪れるとするならば、アラブがイスラエルを放っておくと決めた時だろう。

イスラエルはじんましんみたいなもの。

僕はたまに疲れたときにじんましんが出るのだが、最初にかゆくなってかいてしまうと、次には4倍くらいにそのかゆさが跳ね返ってくる。
そして、そのかゆさに負けないくらいボリボリとかいても、さらにそのかゆみは全身に、そして面で広がっていく。
しかし、面白いことに薬を飲んでほうっておくと、いつの間にかすっとかゆみはなくなっていく。

イスラエルは、やられたら必ずやりかえす。何倍にしても。
外部からの刺激によるかゆみをかいて鎮めない限り、かゆみは続くから。
手段は一つ、外部刺激を薬で黙らせて放っておく。
放っておけば、かゆみはやってこない。
そして、平穏が訪れる。

一番の問題は、どうしたらアラブが黙るのか。
そんな薬があるのか。

それが、一番難しい。

Written by shunsuke

2006年8月10日 at 1:22 AM