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Archive for 12月 2012

風の国パタゴニアへ

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今年の年末は18日間で南米パタゴニアに行くことになりました。イグアスの滝で水しぶきを浴び、世界最南端の街ウシュアイアでビーグル号がたどった海をクルーズし、ペリトモレノの巨大な氷河の上を歩き、  チリのパイネとフィッツロイをトレッキング。

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実は今年の年初から企んでいて、上司を説得しながら休みを無事に確保。会社の同僚、そして理解してくれる妻に心から感謝です。

思えば僕が初めて「パタゴニア」の名前を聞いたのは、今から20年以上前のこと。椎名誠さんの「パタゴニア」を88年くらいに読んで、それ以来あこがれの土地だった。

「いつかはクラウン」ならぬ、「いつかはパタゴニア」。

今回改めて読み直して、パタゴニアに吹く風と原野を埋め尽くす一面のタンポポの光景に思いを馳せてみた。風の国、パタゴニア。どんな景色との出会いが待っているのか、想像するだけで興奮してくる。

ちょうど今はブエノスアイレスまでの経由地、ドバイに到着したところ。ではではいざパタゴニアへ!

Written by shunsuke

2012年12月22日 at 12:05 午後

カテゴリー: 2012/12 Patagonia

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北海道/つくばマラソン完走!

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もう三ヶ月くらい前のことになるけど、8月26日に北海道マラソンを無事に完走しました。5時間の時間制限があって、なおかつ真夏に開かれる大会なので走りきれるか心配だったけど、ネット4時間45分台で無事に走り切れたのですよ。去年のつくばマラソンで5時間24分かかったことを考えると、これはうれしい。

札幌は小学校1年の秋まで3年間住んでいた思い出の地で、この年になって久しぶりに訪れてみて改めて今の自分を形作っているものの原点がある場所なんだなと感じた。走っている途中に昔の記憶の断片を探りながら、豊平川の流れを見て鮭の幼魚を放流したことを思い浮かべたり、ビルの間に挟まれた時計台を見ながら家族で来たことを思い出したり。

そして、マラソンのゴール前に忘れられないことがあった。

ゴールまであと1kmほどの北海道庁で70歳くらいのじいちゃんが一人トランペットで北の国からを演奏していたんだ。40kmを過ぎて気持ちも身体もへとへとで限界に近づいていたそんな時に、あのメロディが耳に入ってきて、そしたら3年間の間に家族で訪れた北海道の各地の思い出がフラッシュバックのようによみがえってきた。空を埋め尽くすような然別湖の星空、圧倒された知床の自然。もう25年以上も前なのにほんと不思議なくらい鮮やかによみがえってきたんだ。その瞬間、限界に近づいていたことと懐かしさの気持ちがあふれて涙が止まらなくなってしまった。もう、ほんとサングラスしていてよかったよ。

30歳を過ぎていっそう涙もろくなってきたけれど、こんなに涙が止まらないのは5年ぶりくらいの経験だった。

そして11月にはつくばマラソンを4時間38分で完走。一週間前まで風邪を引いていて途中10日間も走れなかったことを考えるとまあまあの出来。だけど、今年の目標にしていた4時間切りは来年に持ち越しだね。

肝心の体重はマックスの73kgから5kg減って68kgになった。だけど思ったより減っていないし、脂肪も落ちていない気がする。来年こそさらに肉を落として4時間切りを目指したいと思います。

Written by shunsuke

2012年12月11日 at 4:39 午後