Archive for 3月 1st, 2010
DAY6: ベルベルの街、タタウィン
DAY5: ひたすら南下、再びハマム
チュニジアでの初めての朝、かなりぐっすり寝て8時過ぎに目が覚める。昨日意気投合したYさんと10時過ぎに宿を出発することを確認し、朝のメディナを歩いてみるとたくさんの猫が迎えてくれた。不思議なことに猫はどこにでもいたのに犬はほとんど見かけなかった。食べられたのかな?いや、まさかね。
青!といえばシディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)が有名だけれど、チュニスのメディナでも白い壁にチュニジアンブルーが映える。
今日は日曜日なので、普段騒々しいスーク(市場)も空いている店は少ない。静まり返ったメディナは厳かな雰囲気が漂っていた。
われわれ二人の目的地は赤い砂の砂漠、クサール・ギレン(Ksar Ghilane)。そこに行くにはとりあえずチュニスから南下してドゥーズ(Douz)やマトマタ(Matmata)、タタウィン(Tataouine)など最寄りの街でランドクルーザーをチャーターする必要がある。
かなり行き当たりばったりの我々は、とりあえずバス・ステーションに行き早くに出発するバスに乗ることに。だけど長距離バスは朝の時間帯に集中しており、11時を過ぎてノコノコバスターミナルに向かった我々の選択肢は多くなく、選んだのは所要8時間ほどのタタウィンに近いメドニン(Medenine)行きのバス。23TD(2000円ちょっと)ほど払って乗り込み、バスは南へ向かう。
天気は絶好。こんな青空の日にずっとバスの中にいるなんてもったいないなあ。道はすいているのだけれど、こうして街に着くたびにターミナルに寄るのでなかなか時間がかかる。
海岸沿いを走るバスの車窓には一面オリーブ畑が広がっていた。
スース、スファックス、ガベスと停車していき、日が暮れていく。
予定ぴったり8時間でメドニンに到着。疲れていたのですぐに宿を探すがシャワーのない宿しか見つからない。仕方なくそこに決め、Yさんと一緒に近くのハマムに行くことに。二日連続のハマムだけれど、昨日と違ってほとんど匂いもせず清潔。あまり観光地でもないメドニンのハマムに来るツーリスト、しかも東洋人は珍しいらしくみんな暖かく迎えてくれた。
この日は、ぽかぽかに温まった後すぐにベッドの中にもぐりこむ。明日はいよいよ砂漠で砂まみれ。